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平等にしているつもりでも、与える側と受け手側で平等の価値観が違う!

皆へ同じようにしているつもりでも、そうは受けってくれない。

なぜなのか?

☆☆☆

会社で必要品がほしいので、新しいのが欲しいと希望の声が上がった。

そこまで高額ではなかったので、購入し渡してあげた。

今まで使用していた社内品は使用しないと思い保管していたら、別部署からこんな話がきた。

『以前使用していた物!私達が使いますから、ください。』

ん?使用できないから、新しくしてほしいのではなかったのでは?

と思っていたが、

別部署の言い分では、あれはまだまだ使用出来る!
パーツを変えればまだ使えるのに、何であの部署だけすぐに新しいものを買うのか!!

との言い分だ。

なるほど。一理あるが購入後にそれを言われても対応が難しかった。

それならばそちらの部署にも同じものを準備した。
古いものを使っていては効率が悪いと考えたからだ。

これで両部署共に同じものを準備できたので問題はないだろうと思っていたがそうでもないようだ。

☆☆☆

Aの部署は、希望通りになり上手くいっているのだが、Bの部署は、無理矢理新しいものに変化させられた感が強く、ものは良いものなったが感情的に納得がいっていないようだ。

A部署の要望はスムーズに通るのに、B部署の要望は通らないという、思い込みになってしまった。

こちら側としては差別するつもりは全くない。
しかし与える側と受け手側の平等の価値観が絶対的に違うので、ここの間は埋まらない。

今回の件は物理的欲求を満たしたいのか、感情的欲求を満たしたいのかで溝が生まれたと思えた。

☆☆☆

例えば、国から国民へ10万支給があったとする。
その時に、
ある人は、生活が助かった!これで生きていける。感謝だと思える人がいる。
ある人は、これで投資をしてもっと増やそうと考える人がいる。
ある人は、たったこれだけかよ!と言ってすぐにギャンブルで使い無くなってしまう人もいる。

同じように与えていても、受け手側は平等とは思っていない。
多いと思う人もいれば少ないと思う人もいる。
不平等だと平気で言う。

与える側と受け手側が価値観が全く違うのだ。

とくに受け手側は沢山いるのでその人数分価値観が違う。

平等なんてものはない。

☆☆☆

話は戻すが、会社での一件は嫉妬や妬みもあったのかもしれない。
なぜあの部署だけ優遇されるのか!という嫉妬・妬み。
そんなつもりは全くない。
しかし、そう感じる人も中にはいるのだ。

優遇されたいし、皆と同じようにして欲しい気持ちもあったりと矛盾しているがそこが人間らしい。

☆☆☆

皆で理解しあえるように日常コミュニケーションはとっていきたい。

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