それはほんの些細なこと

『成長したい』


が口癖だった私は
成長は私の外側にあるものだと思っていて



誰かの何かしらいい講演会があるときいては、積極的に参加して
いい商品があるといったら飛びついて
言われたことは実行する

そうやっていけば
成長する
そう思っていた。

素直なのはいいことだ
いいと言われることは即実行する
それが成長に繋がる!と信じて。



でも、ようやく
成長は外側にはないものだと気づいた。


ただ、ただその答えは
とても近くにあった。


大きく何かを取り入れようとか
いいと言われるものは買って試さないと!
とかそんな大それた話ではなく


自分の中の
気持ちを
少しづつ綺麗にしていく作業なんだって。



答えはそんな遠い遠い場所にはなく、
実はとてもとても身近にあった。


それは毎日の、
ほんの些細な毎日の繰り返しの中にある


もがいてもがいて
外側を自分の頭で描く理想の現実
今ないことにフォーカスし
あの理想になれば絶対幸せになれる!
そうなることが成長するということなんだ!


と行動しまくっていたあの時


でも傍に、
ホントにこれであってるの?


ってどこで声がしていたのは
どこか気づいていたのかもしれません。


でも、そこをみたくてもみれない事実があって
どうにかその時私自身が考えていた、成長のカタチにすがるしかなかった。

動き、求めることで得られる!
という気持ちを徹底的しやった後じゃないと、
その微かな声は聞こえませんでした。


『成長ってそんな遠くにはないよ
もっと身近にあるよ!』

って実はホントは心の奥で叫んでて
でも色んな過去のしがらみだったり
環境だったり、経験だったりが邪魔して

身近にあるということ
観るということを怖がっていたのかもしれません。



そして、私は
やっと理想の未来の自分には
幸せや成長は無いと
ようやく気づき、
そして少しづつですが、自分なりに実行出来つつあります。


それは、あがいてあがいて、
求めて求めて
それでも何か違うと気づいた時でした。


『こんなに頑張っても
なにか報われない』


そこにようやく気づけました。


それは、身近にる
今という瞬間の気持ちにある
今という瞬間の感情にある

そこに向き合うのがどれだけ怖かったのでしょう。


頭では『今を大切にする』
わかっていても、腑に落ちてわかるというのがどれほど難しいか。

さまざまな経験をして
理想ばかり追い求めて、そしてどこか違う。

そういった腑に落ちる経験のあとじゃないと
今という瞬間に向き合おうとしないか。


今の瞬間の
気持ちや感情

ちゃんと向き合って
自分のネガティブをみなくするのではなく
きちんと観て感じて
その上でどうありたいかを考え、改める。


そんな些細な毎日の
そんな些細な自分との向き合う日々の積み重ねが


『成長する』ということ。


でもそんな些細なことをし続けるだけで


自分の気持ちや感情と仲良くなり
自分のことを好きになり
目の前の人を許すことができ
認めることができる


ほんの些細な日常を一つ一つ大切にするだけ。


そして、そのほんの些細なことが
感謝と愛の日々に繋がる
人生をより豊かにするすべなんだって


ようやく気づきました。


ただ、日々に誠実に向き合おう。


そう想い日々過ごしているこの頃です。




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