見出し画像

自由でいれる場所

なぜ、この人はこの病気になったのだろう?


私は、理学療法士という仕事をしています。毎日、様々な病気を患った患者さんとリハビリをしています。

病気は遺伝的なものもあり、どうしようもない場合もあります。
だけど、どうにかしようと思えば発症しないですむ場合もあります。

病気は1日ですぐに出てくるわけではなく、毎日少しづつ悪化して出てくるものです。

いわば、日々の在り方。
日々どれだけ、ストレスを溜めない生活をしていたか


そんなことで、防げる病気だってあるのです。


例えば、
『〜がかなうように頑張るぞ』
と人生に対して前向きに目標を立てた時

(それが叶わない自分には価値がないから)

なのか?

(叶っても叶わなくても、価値があるには変わりないけど)

なのか。


目標の立て方や向き合い方に対しても、人それぞれ違っています。

一見、『目標をたてて人生を送っている』という行為は、前向きで有意義な人生を送っていると想うかもしれません。
しかしその( )の中のコトバはどんなモノが隠されているのでしょう?

叶わないといけない!と想っている人生には枠ができてしまいます。

叶わないと価値がない。叶わないといけない。

そうすると、
その目標から逃げてはいけない。
そして逃げられない。
ってなっちゃうんです。

それを立てることで、人生に有意義さどころか、人生に不自由さを生ませてしまう。


きっとそんな枠があればあるほど、生きづらさを感じて生きていってしまう。

そして、そんなことからのストレスや、ストレスからくる暴飲暴食などの不規則な食習慣などから、病になったりすることも大いにあるんです。

そしてその枠は、残念ながら他の人からはとてもとても見えにくい。だから他の人からはわかりにくい、、、

だけど、


目標の立て方にも、何を決めるにしても、

きっとその人のちょうどいいバランスがあり、どんな感じでどのあたりに気持ちを持っていくと心地がよいのか。
自由でいれる場所はどのあたりなのか。


それは、きっと色々自分の気持ちと向き合って試行錯誤しながら付き合っていったら徐々にわかること。


自分で見つけようとすると、
ちょうどいい場所を見つけ出すことは出来る。

きっと、そうやって日々を送り続けることで

自由になれる選択をし続けれるし、自由に人生は送れることができる。

それは ″病気″ になる未来だった人をも、自由に生きるという未来に変えることができる手段ではないでしょうか。


そして、それは自分の体と心を守ることにもなるし、自分の愛する人の笑顔をも守ることにも繋がるんだと想います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?