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生きづらさの正体とは?


生きづらさ解消カウンセラーのなおです😊

僕は自分の特性や環境などの要因で、様々な生きづらさを抱える方々に向けてカウンセリング、そして発信を行っています✨

今回は「生きづらさの正体とは」というテーマで
人はどんな時に生きづらさを感じるのか、
という事についてお話しします😊

そして終盤には、人生を生きやすくするためのヒントもお伝えしているので、是非最後までご覧ください😆✨

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それではさっそくですが、

皆さん、「生きづらさ」の原因とはなんだと思いますか?



そこにはさまざまな回答がありますが、僕の持論は「分からない」にあると考えています。


つまり、他の人ができることを何故自分が出来ないかが「分からない」ところにある。


例えばなんですが

「色弱」

って知っていますか?


■色弱とは…
多くの人に比べてちがう色に見えていたり、赤色と緑色、黄色と黄緑色など、決まった色の見分けがつきにくいという特性のことです。



実は僕もその「色弱」です。


この特性に気づく中学2年生の頃まで、


この特性が

「分からない」


ということに悩まされてました。


自分が色弱だと「分からない」から、


なんで自分だけ色使いがおかしいんだろう…

何でみんなは僕と違って上手に色を識別できるんだろう…



そういう思いを抱えて過ごしていました。

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僕は小学生の頃サッカーをしてまして

そのサッカークラブのコーチに
ある日突然、こんな事を聞かれました

「あの空は何色に見える?」

何故そんな事を聞かれたかは忘れてしまったのですが、その時は夜練習の日で空はもう真っ暗になってました。

そして、僕にはその空が紫色に見えました。

なので、コーチに


「紫ですか?」


そう聞くと


「そんなわけないだろ お前はバカか」




そのコーチが僕に言うのです。


チームメイトのみんなもそれを見て笑ってるのです。


でも僕としては紫色に見えているので、
笑われる意味が分からないんですよね。


他には、学校の授業でもこんなことがありました。

パソコンのお絵描きソフトで、海の絵を描こうという授業がありました。

みんなそれぞれ海の絵描いていき、それからクラスみんなの絵を各画面に1枚づつ共有されます。

「じゃあ次は〇〇君の絵です」

みたいな感じで映し出していくんですが、

僕の絵が映し出された時だけ教室がざわざわっとしました。


そして隣の席の友達が僕にこう言ったのです。


「お前何で海を紫でぬってんの?」



僕は青い色を選択したつもりだったんですけど、僕が選んでいたのはどうやら紫色だったようで…

友達は不思議そうに僕に聞いてきました。


「何でみんなはちゃんと色を識別出来るのに、自分は出来ないんだろう」


笑われるとか、変な目で見られるよりも、

その「分からない」がつらかったのです


それから中学生になったある日、


黒板に赤のチョークで書いてある文字が見ずらいという話をしていると、


先生が僕に



「大橋くん、もしかして、色弱?」



そう聞いてくれました。



僕はそこで初めて色弱という単語を知りました。


それから親にその事を話して眼科にいき、検査で色弱だと診断されました。

それがきっかけで僕は色について悩まなくなったんです。

自分にはそういう特性があるんだ。


これはしょうがない事なんだな。



そう思えたんです。



自分にはその特性があると「わかった」ので、どう対応していけばいいか考えれるようになったんです。


それから僕は、色について何か言われたら

「色弱なので分からないんですよ」

と伝えました。



そしてパソコン作業等で色を識別する時は


「これは何色ですか」


と尋ねたり、誰かにお任せしたりする様になったのです。


また、色の識別能力が必要な環境や仕事をそもそも選ばないようになりました。



クリニックで診断してもらい、周りの理解を得ることも大事です。


でも、中には障害と呼ばれないものだったり、理解されづらい特性や気質での悩みを抱えている方もいらっしゃいます。

本当に大事なのは診断名じゃない。



自分が持っているものが、


障害と呼ばれる様なものであれ


特性や気質と呼ばれる様なであれ



それを理解した上で自分の人生をよりよく、


生きやすくするための選択をしていく事が大事。




自己理解をして周りの人に協力を仰いだり、

適した環境を選ぶことが大事。




僕の色弱という特性は、診断されたからと言って消えないんです。


でも苦手を知って、それが改善しないものであれば、他の得意を伸ばして行けばいいんです。


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僕はバカにされたり、


変な目で見られることは確かにつらかったけど、


この「生きづらさ」というのは


誰かに何かを言われるから感じる部分よりも


何故そうなっているか「分からない」



というところにある、というお話でした😊



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