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【コロナ初期のバーテンダーライフ】

皆様、ごきげんよう。安部直柔(アベ ナオナリ)です。
現在ロンドンのLyanessというバーでバーテンダー(まだバックバー)をしています。
バーテンダーを始めたきっかけは、『海外で暮らし、仕事をして、自分の知らない国でチャレンジしてみたい』という思いからスタートしました。

ここではそんな私のロンドン挑戦への記録や自身のことなどを発信をする媒体として、noteへの投稿を始めました。

今回は、『コロナ初期のバーテンダーライフ』について


今から約2年前の2020年4月、コロナウイスルが日本でも広がるに連れ、緊急事態宣言で飲食店の営業自粛や制限があり、当時はバーテンダーとして働ける場所が無く、バー自体が休業など本当に大変な時期で、有名なバーやさまざまな飲食店が閉店するなど、先行いの見えない日々を過ごしていました。誰もが未来に不安抱えていたのでは無いのでしょう?

その期間私は、アマゾンの配達で生計を立てていました。その仕事を紹介してくれた、東京に住んでいる地元の後輩には本当に助けられました。
その時は色んなことを考えた時期でした。
海外へ行く残り年数で何をしないといけないのか?
このまま配達を続けてお金を貯める?
バーの営業が再開したら?

このように悩みが増えていくばかりです。

ただ、やはりバーテンダーの仕事に戻りたいという気持ちが強くあることに気づき、始めてから3ヶ月後にステーキハウスのバーで働けることになり、現場復帰を果たします。
これも東京で仲良くなった大切な友人の紹介でした。

(ステーキハウスでの1枚、この時ダイエットをしていたので激痩せ)


そして、もう1ヶ所リニューアルをしたホテルのバーでも働くことを決め、ダブルワークを開始。
ここのバーも働いているヘッドバーテンダーが同郷の福岡出身で、縁にも恵まれて働くことができました。フルタイムで入れない私にいろいろ気遣いをしてくれる兄貴的な存在です。

(Showさん、この2人で営業はワイルド過ぎる)

本来なら、1カ所で働くことが一般的だとは思います。コロナ渦でしたが、海外に行くことも視野に入れていたので、当時フレキシブルな働き方をするほうが身軽だと考えてました。さらに緊急事態宣言になると、飲食店は営業自粛や短縮営業などがあったので1カ所だけだと収入減になりかねない為、ダブルワークを選択。その時期は働くことに飢えていたので、ハングリー精神全開な感じで働いていました。さらに規模の違うお店で働いた経験は凄く勉強になり、オペレーションの違いや、人、物の動かし方が全く違うのでコロナ化でもいろいな経験を積めたのは自信にもなり、新たな知見が増えました。

常に挑戦をやめない姿勢が人を成長させるんだと感じます。


こう振り返ると、苦しい時に手を差し伸べてくれる友人や知人、先輩方に恵ませたが本当にありがたいと強く感じてます。

そして30歳まで残すところ2年を切った時にもう一つのステップだと思えるバーに出会います。

次回は『ストリートバーLOBBYとの出会い』

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