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函館・道南でワーケーションするモデルプランをテレワーク6年生×函館歴30年の私が妄想してみた①

旅に出たい。どこか遠くに。
でも、地の果てまで追いかけて来るヤツもいるんですよ。
「仕事」っていうんですが…………
今どき電波さえ届けばどこでも追ってくるんですよね………

さて。
最近の諸々でリモートワーク&テレワークを体験した結果「ぶっちゃけどこでも働けるんじゃない?」と思ったこと、ありませんか?テレビでも「アドレスホッパー」「ホテル暮らし」「ワーケーション」「地方移住」というキーワードを耳にする機会が増えました。
なお、私の場合、元々フルリモート推しの会社(のサービス)で働いているため、「アドレスホッパー」「ホテル暮らし」「ワーケーション」「地方移住」、全部身近なんですよね。めっちゃ日常。しかも海外勢も多い。33カ国居るらしいし。

で。社員さん達の話を聞くと長野にワーケーションしに行ってるらしいんですよね。複数名で合宿もしてるっぽい。そこで函館市公式観光インスタグラマーの私は思いました。

北海道、というか函館にも来てくれ

いや、だって長野に行けるなら函館にも来れますよね???社長、早く北海道に来ましょうよ!!!!採用面接(6年前w)のときに「また行きたい」って言ってたじゃないですか!!!!!!!!

とはいえ、長野ってめっちゃワーケーションに対する諸々が整ってるんですね。長野に行くのにはそれも理由なのでしょう。補助とかをまとめている一般社団法人日本テレワーク協会の「地域別ワーケーション情報」を見ると、半分が長野県。14件のうち7件ですよ奥さん。対する北海道ですが、1件。しかも知床。

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8時間42分。はい、函館と同時にオススメできる距離ではありませんね。移動で時間がかかりすぎ。知床もきっと素敵なので、知床は知床だけで楽しんでいただきたい。

さて。函館はワーケーションについて、独自の取り組みないのかな~と調べたところ

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ワーケーションin函館とズバリそのものがありました。しかも8・9月出発は

3泊4日、もしくは6泊7日の
「ワーケーション」を実施する体験ツアーの参加者を募集します。
北海道外の企業または企業に勤める方に、函館に滞在していただき、勤務日にテレワーク等で普段の仕事を行っていただくものです。旅行代金の一部を函館市が負担します。滞在中、1日目のオリエンテーションイベント、最終日の意見交換会にご参加いただくなどの参加条件があります。

え、良きではないですか。
どうやら函館市経済部さん×株式会社 JTB 北海道事業部さんの企画のようです。ただ、モニターだから当然マストで入るプログラムがあったりとかツアー内体験コンテンツ(体験プログラム)は一覧作成中だったりとかしてます。リーフレットを見た感じ、おそらくはJTBさんの「函館市ワーケーションコンシェルジュ」が聞き取りしてプランを練ってくれるんじゃないかな、多分。旅行のプロが諸々やってくれるので確実ではあると思います。
とはいえ、「働きたい!」「バケーションしたい!!」で来る場合、企業や市民団体とのマッチングってどうなんだろう…?どっちかというともっと社員同士の仲を深めたくてワーケーションするのでは…?知らんけど。
(でもこちらはこちらでプロがやってくれる良さがあると思うので、ざっくり知りたい方は函館経済新聞の記事「函館市が羽田発「ワーケーション体験ツアー」 JTBが個別コーディネート」とかを見てもらえると。)

既存サービスもあるにはあったのですが、それを使ってね!だと記事がここで終わってしまいます。
せっかくなので今回は、資格も何にもないけれどリモートワークには慣れまくり、エクストリームワーケーションだってやっちゃうぜ、な私が、

・目的は道南でバケーションを楽しむ&仕事もまあまあする&仲を深める
・時期は初夏-夏、3泊4日、参加は社員本人のみ
・太陽が出ている間に4h以上働く、他はスマホで対応・残務は夜
※初日・最終日は半日のため2h以上働くのを目標
・レンタカーで最低限の充電はできる設備を備えていく
※某感染症は一旦置いておく。web情報と自分の知識だけのこたつ記事(問い合わせはしない)

という前提で、株式会社ニットや少人数でワーケーション(合宿)を検討している方向けの具体的なワーケーションプランを妄想してみました。

1日目

14:00 函館空港集合・移動開始

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「朝一の便で到着したほうが時間が有効活用できるのでは?」と思いがちなのですが、メインターゲットは株式会社ニット。メンバーは全国から集まる想定です。函館着がある東京、名古屋、大阪からそれぞれ飛行機に乗るとして、到着が一番遅い大阪の13:30に合わせるとこのぐらいになるでしょう。空港内はWi-Fi飛んでるし、ビジネスラウンジもあるので先に到着した組はここである程度仕事を片付けておきます。
※初日はタクシー→函館市電(路面電車)のゆったり移動を推したいですが、利便性は空港からレンタカーに負けます。特に悪天候の場合はレンタカーが良いかも。

14:30 湯川の足湯につかりながらキックオフmtg

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実は、空港からほど近い場所に湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」という、公共の足湯があります。函館市公式観光情報サイト「はこぶら」によると、

泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉
泉温:65℃前後
効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復

とのこと。まずは飛行機等の移動でむくんだ足だけ温泉につかりながら、社長からのお話や幹事から旅程に関するお話を聞きましょう。

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距離も近い&男女問わず同じ湯につかるので、きっと心の距離も近づくはず。
ただ、買い物帰りのおばさまとかが乱入してくるかもしれませんので、機密情報は話さないように気を付けてください。30分程度なので本当にごあいさつ程度のmtgを終え、タオル(要持参)で足を拭いたら(初動がタクシーの場合)市電でホテルまで移動です。

15:30-16:00 函館駅前~西部地区のホテルにチェックイン

湯川から函館駅前付近までは市電で約30分程度。函館の風景をのんびり見ながら移動しましょう。仕事が切羽詰まってる人は、その間にノートPCかタブレットで片付けて。8-9割の確率で座れるので大丈夫です。
ホテルにチェックインして、荷物を置いたら徒歩で西部地区散策に繰り出します。

16:00-18:00 日が暮れてくるまでに西部地区散策

函館の「異国情緒あふれる」と表現されるゾーンを、まずは徒歩(もしくは観光人力車レンタルサイクルちっちゃいバイク等お好みの乗り物)で散策しましょう。

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金森赤レンガ倉庫群や、電車通りに沿って並び立つ伝統的な建築、印象的な坂など見どころ満載です。その際、せっかくなので明治っぽいものを着たい!という方はギャラリーM.a.k函館 和洋モダン貸衣裳館で貸衣装を着ることもできます。

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2015年の自分の写真を発掘してきました笑。痩せてる…。こちらは、はこぶらさんに載せるために編集長に撮ってもらったオフショット。あとは、重要文化財旧函館区公会堂でもドレスや着物が着れます。天気が悪かった場合は屋内なのでこちらがオススメ。

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↑についてのレポはこちらから。バルコニーからの眺めはミシュランの星2つです。

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2-3人一組でやりたいこと別に散策(自由時間までいかないけどゆる自由時間)しましょう。

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チャーミーグリーンの坂こと八幡坂(訪れたい坂日本一になったこともあるそう!)は「歩くぞ!」という意志を持っていけば余裕で散策圏内ですが、衣裳と両方を2時間で、はちょっと厳しいかもしれません。

衣裳を脱いだり乗り物を返したりしたら、函館山ロープウェイ山麓駅に集合します。

18:30 ロープウェイにのって函館山山頂へ

天気がいい日であれば、定番の夜景を見に行きましょう。この時、出発前に函館山ロープウェイのホームページで見られるライブカメラで山頂の天気を確認しておきましょう。山頂が雲に入っている場合は、ロープウェイよりタクシー等で2合目の夜景(当記事バナー)を少し楽しんでから上に上がると、万一山頂から見えなくても悔しさがちょっとマシになります。そのまま山頂のレストランでおしゃれなディナーを決め込んでも◎。
※今時期だと日没が19時頃なので、夜景になるにはさらに30分-1時間ほどかかります。マジックアワーから変化するのがとてもきれいではあるのですが、時間を省略するのであればご飯を食べてから来たほうがいいかもしれません。(山頂レストランで食べればまとめて解決できますが…どうやら今はやっていなさそう…)

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天気がめちゃくちゃ悪かった場合は集合場所を夕食会場へ変更。同じく西部地区か、もしくは函館駅前まで戻って居酒屋でたっぷり北海道の海鮮を楽しむのがオススメ。飲み歩きしたい場合は大門横丁に行くのもアリです。1日目は友好を深める&観光を楽しむ、に全振りしましょう。

ここで気にしておいていただきたいのが夜中~朝方の天気。22時以降は自家用車で函館山山頂まで行けるため、
・夕方は悪天候だったり山頂が曇っていた
・夜中まで悪天候だけど早朝には晴れそう
という場合、夜中に夜景だけ見に行く、明け方のマジックアワーに朝夜景→朝日を見に行く、等を選択肢に残しておいてほしいです。(なのでその場合は初手タクシーではなく空港からレンタカーじゃないとちょっと大変。)夜中には霧でかすんでぼんやりと幻想的に光る夜景や、早朝・翌午前は運が良いと雲海が見れます。

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雲海×日の出はこんな感じ。「トマムより雲海すごかった~!」と言っている観光客さんを見たことがあります。初夏の晴れている日は狙い目らしいので、前述のライブカメラをチェックしてみましょう。見込みがない場合は夕飯で交友を深めた後、各自自身のタスクを解消。

2日目

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日の出を見に行った場合はAM5:00ぐらいには山から下りて来るでしょう。そうするとまっすぐ行けるところがあります。そうじゃない場合も、ぜひ早起きしましょう。

5:00 函館朝市で朝食

函館朝市は、市民からすると「観光で行くところ」なイメージがあるのですが、リーズナブルなお店もあります。とはいえ、この記事を読んでいるような皆様はきっと観光客であることでしょう。ぜひとも観光してください。
活イカが踊ってるような丼ももちろん「映え」的には良いですし美味しいと思います。が、昔朝市の海鮮丼屋でGWバイトをしていた時に店のおばちゃんが教えてくれたことがあります。それは「朝獲ってきたイカは、6時ぐらいに美味しくなるんだよね~」という話。活イカは食感がコリコリしてめちゃくちゃ「新鮮!」という感じなのですが、獲って死んでちょっとして甘みが出てくるのが6時ぐらい、とそのおばちゃんは言っていました。
※もう10年以上前の記憶のため自分の脳が正確か自信はないですし、通説というよりは個人の見解の可能性もあります。ご自身の舌でぜひ食べ比べて確かめてください。

6:00 ホテルで身支度・事務作業

朝起きは三文の徳。朝市にスタートダッシュしたおかげで、お腹は心地よく満たされ、スムーズに仕事を開始できます。ここで事務作業をやっつけましょう。
もしくは「海鮮丼の後だけどコーヒーが飲みたいんだよね…」という場合、西部地区まで再び足を延ばすならロープウェイ乗り場すぐそばのthe black roastersさんは午前6時からだったはず…。天気が良いのであれば、ついでに早朝の西部地区散策orコーヒー片手に屋外ワークと決め込むのも良いでしょう。
【加筆】なお、コーヒーを楽しみたい場合は朝市内の函館十字屋珈琲でも楽しめる模様。


ただ、函館のホテルさんはコーヒーも力を入れている場合があります。1932年創業・北海道で一番古い珈琲店、函館美鈴珈琲の豆をミルで弾いてドリップできるよう室内に置いているホテルさんもあるとか…ぜひホテルのサービスについても確認してみてください。
あ、あとは朝風呂キメたい方もこのタイミングで。
※1日目をタクシー+市電にしていた場合、この後のタイミングで幹事はレンタカーを借りに行きましょう。駅前には確か何社かあった…はず…
※レンタカーは大きい1台より、小さい2台等をおすすめします。全員で話すよりも、少人数で話をまとめたほうが効率的だと思うためです。

9:45 出発準備

10:00 はこだてみらい館

はい、私の最推し公共施設です。
・大人300円(時間制限なし)
・フリーWi-Fi・電源
・平日フリードリンク(コカ・コーラのカップの自販機)
・冷暖房イイ感じ

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都会のちょっと残念なコワーキングスペースより安くて整ってると思いませんか…?

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1つだけですが、周りの景色が気にならない(囲われている1人用)ブースもあります。

ワーカーとして気になる点としては、
・土日だと子どもが結構来る(それでも朝一はイベントが無い限りそこまででもない…はず…GW、夏休み等長期休み期間は混むので正直やめたほうがいい)
・公には貸会議室があるわけではないので、クローズドの会議は難しい
という2点だけです。どうしても「メンバー以外に会話を聞かれない環境でやりたい」という場合は、

地域交流まちづくりセンター
Gスクエア

あたりの会議室や多目的室を押さえるか、コワーキングスペース(函館大三坂オフィスさん等)などを借りる方が無難かと思います。
この時間帯で「ワーケーション中に達成したい課題」について明確化し、ブレイクアウト・メンバー4人ずつ等少人数会議に持っていける段階まで落とし込みましょう。
※幹事はこの間に昼食を予約

10:50 昼食・移動開始・小規模mtg

函館に来たら、食べていただかねばならぬ2大B級グルメがあります。
それは
ラッキーピエロ(の諸々)

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ハセガワストア(やきとり弁当)

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です。※ハセストのやき弁写真をどうしても探せなかったので公式HPをスクショしました。悔しい…
あまりに有名なので、期待している人も多いでしょう。
この2店舗、ベイエリアにいけばお隣同士に並んで建っています。なので、みらい館からはレンタカーで移動し、ハセガワストアの駐車場に止めて、各々幹事に予約しておいてもらった方をGETしましょう。車内でほかほかの昼食を食べながら移動スタートです。
※運転手は途中で交代して食べさせてあげるようにしましょう。「ハンバーガーなら食べながら運転できるのでは?」と思うかもしれませんが、ラッキーピエロのハンバーガーは無理です。危険です。こぼれます。「ハンバーガー(断じてラッキーバーガーではない)」「フィッシュバーガー」あたりが運転しながらこぼさず食べられるギリギリのラインです。でも地元民的に食べてほしいのはそこではありません。なお、人気No.1のチャイニーズチキンバーガーは絶対に運転しながら食べてはいけません。チャイニーズチキンが転げ落ちたり顔面マヨネーズだらけになったり、最悪レンタカーを汚したりと酷い目にあいます。

この移動でのポイントは、食べながら、もしくは食べ終わってから、同乗者間mtgに充てる、ということ。最速で食べ終わった人(で免許があれば)は運転手交代、次点は議事録係。乗り物に酔いにくいことが前提ですが。
移動時間は約1時間半程度。昼食30分+mtg1時間と考えると、おおよそ丁度良くなるはずです。

12:20 福島町到着

ここでは、車内mtgで疲れた頭を一旦リセットします。つまりバケーション部分です。岩部クルーズを激推しします。

ヤバくないっすか?この青。エクストリームワーケーション部HELP YOU支部名誉部長の西出さん(下記写真)もきっとにっこりです。

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ただ、大人気らしく日にちによってはなかなか予約が取れないとか…。
約75分のクルーズで頭をリセットするなり、団体貸し切り(何人からできるんだろう…?)して絶景の中でmtgするなりしましょう。
※ちなみに朝のワークはもう少しゆっくり取りたかったのですが、ここの最終・3便が12:45〜(20分前到着がマスト)のため、ちょっとぎゅうぎゅうのスケジュールになりました。課題がホテルのラウンジなどで整理できるのであれば、朝ごはんからも時間が経っていることですし、早めにお昼ごはん買い込んでみまっすぐ移動でも良いかもしれません。

14:10 屋外でさらっと認識あわせの上、移動開始

福島町で貸会議室を検索したんですが…見つからないんです…今度町の方とお会いできたらリサーチすることにします。一旦はない想定で、メンバーを組み替えて移動開始し、車内mtg第2弾です。今度の移動は40分ほど。先ほどの移動車内の情報交換をし、あとは各自雑談、もしくは作業で良いと思います。ツーリングでも人気らしい、日本海追分ソーランライン(海際の青いライン)を通りたいところですが…

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知内・木古内経由にで道の駅みそぎの郷 きこないに寄りましょう。

14:50 道の駅みそぎの郷 きこない 到着

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この道の駅、人口約4200人の町なのにオープン1000日で約150万人の来館者が来た、という驚異の記録を持っています。人気の秘密を探るために休憩ポイントに設定。で、ここはなんと会議に使えるスペースがありました…!エリア的にフリーWi-Fiも使えそう。コンセントについては記載がありませんが、貸出している機材の雰囲気を見ると、相談次第では貸してもらえるんじゃないかと…多分…
ここで本日の車内mtgで出た話のまとめをしても良いですし、個人ワークの時間に振り分けるのも良いかと思います。1時間程度滞在の想定。お腹が減った人は次の移動に備えて食べ物も購入しましょう。コッペん道土(コッペンドット) 木古内本店の塩パンがオススメ(人気店!)です。
※追分ソーランラインで景色を楽しみたい場合、江差着後にワーク、というのもアリ。ただ木古内町の道の駅は個人的に見てほしいな~と思うためこちらのルートで。ただしこの道道5号線ルート(1時間程度)は電波が通じにくい所もあります。作業内容を検討する必要があるでしょう。

17:00 江差町到着

さて、やっと江差町に到着です。無難なのはホテルニューえさしに宿泊、なのですが、もしうまいこと可能であれば利用してほしいのがこちら。

かもめ島マリンピング

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7/9にプレスリリースが出たばかりで、予約は7/23からという出来立てほやほやのサービス。夕食はバーベキューのようなので、着いたらワイワイと準備で仲をさらに深められるはず!ただ、屋外のため電源や電波は自前のもので何とかする必要があるかもしれません…!

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移動中の車内で充電する、この日はPC電源はなるべく節約する、等の工夫は必要となるでしょう。(ホテルニューえさしに泊まるなるならその心配はないかもしれませんが…)
また、朝食が付かないプランの場合は木古内で購入したパンのほか、ぜひBUNTEN(スーパーです)で食材やお惣菜を仕入れてください。

(バーベキューセットが朝まで貸し出されるならそれで調理しても良いですし、夜に回収されるのであれば事前に調理し腐らないような保存方法にしておく必要があります。)
かもめ島から見る夕陽は本当に素晴らしい(夕陽百選に選ばれています)ので、ぜひ晴れ女晴れ男を同行しておくようにしましょう←

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夕食後、本日の振り返りをし、町内の温泉or銭湯で汗を流して、この日は就寝します。ふんわり天の川も目視できるので、もし写真勢が居るのであれば星景写真チャレンジが若干できるかもしれません。

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天の川も写るには写るのですが、私の腕だとこのぐらいが限界です…。(灯台が結構あかるい。)隣町の乙部町や上ノ国町のほうがInstagramではよく上がってくるので、光害をより避けるためには移動が必要です。

3日目

2日目はしっかり楽しめたはずなので、この日はどちらかというとワーク中心に。

6:00 起床・朝食・出発準備

お日様が登ってくるとともに起床。全員で朝ご飯を済ませ、撤収の準備をします。積み残しタスクがある人はうまくすきま時間に進めておきましょう。

9:00 江差町を出発

江差観光ふるさと大使(委嘱者:江差観光コンベンション協会)の私としては、もっと江差町でゆっくりしていってほしいところではあるのですが、あくまでワーケーション。ワークもしなければなりません。撤収準備が終わったらまた少人数で話し合える議題&車割を決め、出発します。海岸回りだと時間がかかるため、国道227号線・で厚沢部町・北斗市突っ切りのルートです。悲しい。おおよそ1時間半程度で函館まで戻ることができます。と言いながら、せっかくのワーケーションなので1か所寄り道をしましょう。(なので移動は1時間ちょっとぐらいになるはず。)

10:30 大沼着

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大沼国定公園にほど近いところにある、大沼国際セミナーハウスにはコワーキングスペースがあります。ミーティングスペースも、会議室も、カフェも…!午前中のうちに各自の仕事、もしくはワーケーションでの課題を進めましょう。七飯町によると、無料Wi-Fiがありそうです。電源は明記されてないけどあるんじゃないかな…?コワーキングスペースだし…!

12:30 昼食

せっかくなら、湖上でランチと行きましょう…!ターブル・ドゥ・リバージュさんでは、国定公園の雄大な景色を楽しみながら船上で味わえるランチクルーズがあるそう。昼食をとりながらじっくりと自然を楽しみましょう。

13:30-14:15 函館へ移動

帰りは城岱牧場展望台(城岱スカイライン)まわりで、函館に戻りましょう。1時間はかからないと思います。この日はワーク日なので、そのまま前述のみらい館Gスクエアあたりできっちりワークです。とはいえ、函館では西部地区のほかに五稜郭もぜひ見てもらわなければなりません。夕方頃には仕事を切り上げ、営業時間中に五稜郭タワーにのぼりましょう。

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余裕があれば、五稜郭公園内を散策したり、箱館奉行所を見学したり、公園ベンチでワークしたり…あれ?働いてますね?

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藤の花と箱館奉行所。6月上旬~中旬に見られる風景です。
※「函館の塩ラーメンが食べたい!」という場合、このタイミングぐらいしか入れられません…!もしくは翌日空港に向かう前…!

18:30 ホテルor旅館着(湯川)

函館で温泉と言えば湯川温泉。温泉旅館も温泉ホテルもどちらもよりどりみどりです。前日はキャンプ泊のケースも考えられるので、この日は温泉に入りじっくり疲れを癒しましょう。
また、初日に函館夜景が見られなかった場合は、この日に再チャレンジしてほしいです。

4日目

帰宅日です。宿泊場所でゆっくり朝食をとった後チェックアウト。前述のみらい館Gスクエアあたりに場所を移しても良いですが、近隣のホテルや旅館の会議室などを借りれるようならそのほうが楽(すぐ空港に向かえるので)かもしれません。最終便が一番早い(というか多分一便しか飛んでない)のは名古屋の13:00頃なので、遅くとも12時までにはワーケーションのまとめ、振り返りを済ませて空港へ向かわねばなりません。早めに話がまとまれば、函館牛乳のソフトクリームぐらいは食べに行けます。(多分牛も見れます)

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午後まで使っていい&もう一泊できるなら世界遺産(にもうすぐなる予定)の北海道・北東北の縄文遺跡群でアウトドアワーク、とかも推せるんですが…
(新幹線やフェリーで帰る、にすればうまいことでき…る…?)

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なお、駅前でレンタカーを借りた場合、空港で乗り捨てられる店舗にしておくと返却が楽になります。
大阪・名古屋の人を送り出して東京組が飛行機に乗るのは15時過ぎ。とはいえ空港や都心からものすごく離れたところに住んでいる、という感じで無ければ夕食頃には自宅付近まで戻れるはずです。4日間で詰め込めるだけ詰め込んだ北海道(南側限定)の旅とワーケーションで深まった絆、進んだプロジェクトの内容を思い返しながら早めに就寝し、翌日からの仕事に備えましょう。

まとめ

作ってみた結果、ものすごくぎゅうぎゅうになりました。予想はしていたけど。
函館市内だけで3泊4日でも十分組めるのに、道南圏で、となるとそこそこなハードスケジュールですね。でもどうしても岩部クルーズを入れたかったし、江差町の夕陽も見てほしいし、大沼も立ち寄って欲しかった。解決するためには1週間のプログラムにすれば…と思いつつ、松前城も見てほしいな~とか、鹿部町でたらことアマエビを~とか、せっかくなら八雲も…とか考えていると「いや、1カ月でいいのでは?」となるんですよね。(そうすると北海道、でいけるんじゃなかろうか…)
なお、今回の記事では、あくまで大人が4-8人ぐらい、車2台で動く想定で書きましたが、この前別の社員さんと話したときに聞き逃せない発言が出ました。

「子どもが居るので合宿に参加しにくい」

なんですと…?いや、私も考えるとこのスケジュールを子連れでこなすのは無理だわ。
というわけで、次回は
・子連れ社員も参加する(母子、父子で、未就学児1-2名想定。)
・2泊3日か3泊4日
・函館および近郊
・観光も子どもとのコミュニケーションも実現させながら「通常業務が滞らない程度に」働く
を目標のプランを考えてみようと思います。たぶん。

※北海道公式のワーケーション情報についてはこちら。今回私がたてたプラン内で通る場所では、江差町知内町北斗市函館市が紹介されていました。
※明和地所株式会社さんのディスカバー北海道にもすごく詳しく北海道のワーケーション情報が載っています。ぜひご一読を。

蛇足

実は今、ワーケーションを考える、ということにすごく興味があります。「なんか資格ってあるんだろうか?」とググると、一般社団法人日本ワーケーション協会というところが「ワーケーションコンシェルジュ」という認定制度を作っているようだ、というところまで調べが付きました。世の中、スピードが速い…。まだ本格的にどうこう、まで考えきれてないけど、いずれはチャレンジしたいなぁ…メモメモ…
なお、ワーケーションプランナーは多分まだ資格ではなさそうなので自称で行けそう…?(既に名乗ってらっしゃる方はいるようです。)

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