愛とは、語らずに。そっと。
「湿疹とかイボはね、言いたいことが言えないと
そんなふうに首に出るんだよ。」
「会社を辞めれば治りますよ。」
そこそこ人生が長い私は、そのレベルであれば
耳タコできるぐらい聞かされているし、知っている。
他人には変えられない責任の中で生きている。
その中で、出来る限り挑戦したいのだ。
今回はある自然療法が気になっていたので、
実際自分で作りたくてセッションを受けた。
が、最初からこの内容で始まり、嫌な予感しか
なかった。
「真面目だね。」
1時間のうち何回言われただろう。
真面目が悪いか。
何をもって真面目というのか。
真面目に失礼なぐらい、いいかげんな私を見抜けない人に
もう何も望めないのか。
話を聞きながら、自然療法に必要なモノが個人的には
手に入らない時は、代行してくれると書いてあった事を
思い出した。
「〇〇が足りないから、☆☆を飲んだ方がいい。
強制じゃないけど。」
市販のですよね?
それ、存じておりますが…
「愛で繋がるんだよね」
もう、『愛』を語り出した時点から話が入ってこなかった。
やられた、と思ったのも後の祭り。
お代金は先払い。
ニトリの逆パターンとは。
支払い以上にするために、抗ってみた。
1ヶ月サポートがあるのでLINEで質問を送ったのだ。
「今できることをしたいので、肌にいいものを
教えて下さい。」
5日後の返事は
「いつでも電話していいよ。」
変化球の答えに固まる。
愛ハドコへイッタノカシラ。
いや、これが愛?
久しぶりに超個人的『信じられない言葉集』に
加わった
「ア・イ・ヲ・カ・タ・ル」
(他にも「私を信じて」「絶対」「誰にも言わない・
言っていない」が、載っている)
本当の『愛』とは語らず、
そっと相手が感じるもの。
…じゃないのかなーと思った、雨の午後。
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