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フーガとアリア【リハーサル動画】音楽と旅#8リサイタル@ルーテル市ヶ谷ホール

 ご覧いただき、ありがとうございます!
 ピアニストの吉村直美です♪

 第8回目を迎える『音楽と旅』リサイタル3月22日(金)公演の会場から、抜粋をお届けいたします🎹

【リハーサル動画①】J.S バッハ : トッカータ ホ短調 BWV 914 フーガより


「フーガ / Fuga」の語源は、「逃げる」を意味するラテン語の“fugere”です。

キリストが十字架に架けられる直前、愛弟子達が「逃げる」様子を表現しているとも言われています。

「音楽の父」とも称されるバッハの「フーガ」は、織りなすメロディが巧みにハーモニーを成しており、美しい宇宙にも感じられます。

【リハーサル動画②】F.グルダ『アリア』より


 作曲者F.グルダは、20世紀を代表する巨匠ピアニストの1人で、デビュー時はクラシック音楽ピアニストでしたが、その後、ジャズピアニスト、作曲家としても活躍した音楽家です。

生前には、”最も敬愛するモーツァルトの誕生日に死にたいと宣言をし、実際にモーツァルトの誕生日に、自宅で心臓発作によって亡くなった。“  のだそうです。

F.グルダ演奏中の様子です。


『アリア』が演奏されるようになったきっかけは、グルダ自身のピアノリサイタルでの、とあるアンコールだったそうです。メインのプログラムが終わった後、

「アンコールに何を聴きたいですか?」と尋ねたところ、

「グルダのアリアが聴きたい!」と、この曲を知っていた一聴衆からのリクエストを受けて演奏披露して以来、知る人とぞ知る『アリア』になったそうです。

 この曲を演奏していると、様々な葛藤を乗り越えた1人の芸術家グルダが知る慰め、癒し、苦悩、希望を感じます。

『あるがままを受け入れてよかった』

人生を振り返る芸術家から、そのように優しく語りかけられている気もしてきます。

演奏の続きは、会場でお届けいたします☺️

▶︎3月22日(金)公演詳細とチケット情報については、Livepocketサイトよりご覧ください。
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▶︎告知動画

▼次回『音楽と旅#8』シリーズ東京公演についてのご案内

ピアニスト 吉村直美
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