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グルダのアリア

ご覧いただき、ありがとございます!
ピアニストの吉村直美です♪

作曲者F.グルダは、20世紀を代表する巨匠ピアニストの1人で、デビュー時はクラシック音楽ピアニストでしたが、その後、ジャズピアニスト、作曲家としても活躍した音楽家です。

生前には、”最も敬愛するモーツァルトの誕生日に死にたいと宣言をし、実際にモーツァルトの誕生日に、自宅で心臓発作によって亡くなった。“  のだそうです。

『アリア』が演奏されるようになったきっかけは、グルダ自身のピアノリサイタルでの、とあるアンコールだったそうです。メインのプログラムが終わった後、

「アンコールに何を聴きたいですか?」と尋ねたところ、

「グルダのアリアが聴きたい!」と、この曲を知っていた一聴衆からのリクエストを受けて演奏披露して以来、知る人とぞ知る『アリア』になったそうです。

『アリア』とは、歌うという意味でもあります。

 この曲を演奏していると、様々な葛藤を乗り越えた1人の芸術家グルダが知る慰め、癒し、苦悩、希望を歌うメロディーも感じます。

あるがままを受け入れてよかった

人生を振り返る芸術家から、そのように優しく語りかけられている気もしてきます。

グルダのアリアをフルで演奏した動画です。
是非、お聴きください🎹

この作品にも、グルダは、モーツァルトのピアノ協奏曲を意識している箇所があるそうです。

奇しくも、来月、モーツァルトとグルダが生まれたオーストリア🇦🇹で招かれている演奏会に出演します。

2人の天才を生み出した現地の空気での音色をしっかり体感し、成長に繋げられたらと願っています🎹

ピアニスト 吉村直美
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