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ビジネスの世界から教育の世界を逆照射!~オンラインイベントを開催して~

オンラインイベント開催まで


先日、オンラインイベントを開催しました。
いつもは国語教育なのですが、今回はこれ。

開催のいきさつは動画にまとめましたのでどうぞ。1分ぐらいです。

いつも学校という空間の中でせせこましく働いている私たち。別の視点から物事を見ることによって、今の自分がわかるはず!それには、ファシリテーションのテクニックを知っておられる塔本さんなら、対話的な展開の中で引き出してくださると思って依頼しました!

当日のメニュー

問い立てラボという、教育についてあれこれと語り合う会での開催をお願いしました。国語教育以外にも広く知らせたいと思ったからです。

メニューはこちら。

ゴールはこちら。ニュータイプフラッシュのような衝撃を持ってもらおうと思いました。画像をお借りしました(汗

塔本さんの講演 30分

冒頭、問い立てラボ主催の山崎氏によるご挨拶の後、講演をしていただきました。
簡単に略歴を紹介します。

●地元広島から大阪の大学へ、そして大手銀行へ勤務。
●部次長など8年のマネジメント職を務めた後、25年務めた銀行を退職。
●フリーランスの道へ。様々な経験を経て現在、起業家の資金調達支援のフリーランスCFOとして活躍

特に40才を過ぎてグロービス経営大学院大学で学び直しをしたことが転機になったとか。そのとき、経営学修士MBA取得されています。

そのときに経験したさまざまなできごと、山あり谷ありの人生の選択が、現在につながっている・・・というお話で、詳細は別の機会に譲ります。

圧巻はその後の質問コーナーでした。

質問コーナーでの答えまとめ~参加者の方より~

参加者の方から、会の後にメッセージがありまして、それが秀逸だったので紹介します。

最初はちょっと自分からは遠い話かも、と思いましたが、進むにつれどんどん近づいてきて面白くなりました。特に黒瀬さんの、起業に向くのはどういう人ですか、という質問は絶妙でしたね。
謙虚な人、他人をリスペクト出来る人、相手の違いを認めた上で話せる人、そういう人の周りは安心安全になる。
もう一つは、忍耐力、続ける力。
なるほどでした。


ありがとうございました。めちゃくちゃおもしろかったです。気がついたら学校目線でものを考えている自分がいて今さらながらややあきれていました。

グロービスの講師の話も面白かったです。講師は生徒と利害関係はない。だから安心安全。この言葉が実は裏のキーワードになっていたかもしれません。
講師は司会者、ファシリテーター。だけどきちんとプログラミングはされている、全てを知っている。その上で生徒にボールを投げる。そしてその時に、その場を信じることが大事。
いや、この辺、痺れましたね。


銀行に長く勤めることで、周囲の人たちも含めて考え方が画一化してしまった、という話の流れで、学校は多様化すればいいというものでもないと思います。小中は同質化していても良い。でも高大はそうではないと思う、という話も印象に残りました。


ビジネスがテーマの話の中に、安心安全というワードが出てきたのが驚きでしたし、印象的でしたし、学びでしたし、勇気を与えられた気もしました。最近は授業の中でファシリテーター的な役割をする場面が増えていますが、そこで大事なものは、ビジネスの場ともそれほど離れていないのかもしれない、と思えました。

たちまち、今日はここまで。皆さんにシェアします。

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