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Kindleで国語教育のエンタメ本を出しました。



初めてのKindle出版&無料キャンペーンの日時

このたびKindle出版にチャレンジしました!

12月9日(土)17時から13日16時59分まで無料キャンペーンやってます。
その後は、KindleUnlimitedでも読めます。

早々に売れ筋ランキングで一位をいただきました。

この機会に是非どうぞ。

Kindle出版をしようと思った理由

長くなるので、箇条書きにして、コンパクトにします。

  • 小学校5,6年生の頃から文章を書く&マンガを描くのが好きだった。

  • 実はマスコミ志望

  • 長年厳しい生徒実態の現場を経験してマンガを活用して授業を活性化していた。

  • マンガ活用がきっかけで「月刊国語教育」(東京法令出版)で10年間連載

  • ベテランになり、国公立大附属で修行を積むも、後進の指導の機会に恵まれない。

  • 勉強が足りないのだと研修に行けば行くほど、厳しい生徒実態での実践例の少なさを憂う日々・・・

  • いよいよラストスパートにさしかかり、厳しい生徒実態の中でがんばっている若手の先生を励ましたいという気持ちに・・・

  • 公立の枠の中では自由な活動に限界

  • 私立で縁をいただき、アウトプットの幅がどんどんひろがる。

  • 私の原点であり、私を救ってくれたマンガ活用の本を出すことを決意。

という次第です。

内容について

amazonのレビューを貼り付けますw
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私自身、新任の頃から、いわゆる「教育困難校」と言われる学校を歴任してきました。授業がなかなか成立しない状態を何十年も経験し、その都度、七転八倒、悪戦苦闘、トライアンドエラーの繰り返しの日々でした。自分が受けてきた授業をイメージして授業づくりをしても、大学で学んだ授業構想で臨んでも、うまくいかない・・・。

もがき苦しみ、持っているもの全てを投入して授業に臨む日々の中、生徒が身を乗り出してきたのが、自作のイラスト・マンガを使った授業でした。「これは何だろう?」「こういう話なのか!」「これは先生が書いたのか?」など、生徒の目の色が変わりました。

国語教育の本といえば、理論を踏まえ、教材解釈についても丁寧に積み上げ、学習指導目標、指導計画、評価の項目を練り上げて・・・と、真面目な本を思い浮かべるかもしれません。私もそのような実践報告をいろいろなところでしたりすることもあります。

一方、日々教育現場で忙しく働き、厳しい生徒実態の中で、どうやったら授業を楽しく、面白くすることができるだろうか、と悩んでいる中学校、高等学校の国語科の先生方に、少しでも面白く、楽しく授業づくりに取り組んでもらうにはどうしたら良いだろうか、と考えてきました。

授業を面白く、楽しくするには、やはり先生自身が楽しく元気でなければ、と思います。そのためには、難しい本ではなく、私自身の失敗や苦労をネタにして、マンガ・イラスト活用という楽しめる工夫を紹介して、「自分も面白いこと、楽しいことをやってみよう!」と思ってもらえるような本、手軽に手に取ってもらえる本を出そうと思い立ちました。

この本を読むと、授業になかなか意欲を持ってもらえない生徒にどうすれば授業に向き合ってもらえるだろうか、あるいはどうやったら授業を活性化できるだろうか、という悩みを解決するヒントにもなるのではないでしょうか。

そして、私の得意技はマンガ・イラストでしたが、あらゆる先生に持ち味があるはず。大がかりな実践、大がかりな準備でなくても、目の前の生徒に、自分の持ち味を活かして、トライアンドエラーで工夫し、積み上げ続けること、それが今目の前にいる生徒たちのことを一番知っているからこそできる、唯一無二の、一番素晴らしい実践だと思ってもらいたいという願いを込めました。

ささやかな実践、小さな工夫、その小さな取り組みが、土壌を肥やし、何年か先には大きな木が育っている・・・。忙しい教育現場でそんな取り組みをしている全ての先生の実践を称えたいと思います。
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目次について


はじめに
(1)この本の内容
(2)きっかけ
(3)特典について
(4)この本を書いている人
第1章 古典の入門教材「ちごのそら寝」をマンガで楽しく!
(1)高校での初めての古典教材
(2)セリフ入れで読解をより鮮明に
(3)マンガを読んで発問
(4)楽しさと努力と
第2章 アツいぞ! 良覚僧正!―マンガのセリフ入れでイメージを膨らませる―
(1)私の描くマンガは授業者のマンガ
(2)徒然草「公世の二位の兄に」を面白がらない生徒
(3)マンガを与えて生き生きとする生徒
第3章 「筒井筒」をマンガで引きつける。
(1)何も通用しない生徒にマンガを描いて挑んだ日
(2)目の前の生徒の実態に合わせる。
(3)興味・関心を引きつけた後にどうするか。
第4章 「中納言参りたまひて」の「だじゃれ」を理解できる?
(1)『枕草子』の教材としての魅力
(2)「中納言参りたまひて」は面白い!
(3)「クラゲの骨」がどうかしたの?
(4)深めるのはやはり発問
第5章 枕草子「古今の草子を」をマンガ活用で発展的に
(1)枕草子の世界を現代社会と比較させる。
(2)現代語訳に追われる授業をより発展的に
(3)マンガを活用して時短を!
第6章 故事成語を四コママンガに
(1)漢文の入門教材として
(2)「株を守る」
(3)「虎の威を借る狐」
(4)「朝三暮四」
第7章 漢詩にハマってみよう!想像の羽を伸ばして
(1)漢詩の世界
(2)4コママンガを漢詩に
(3)生徒の反応
第8章 ついに出た!掟破り!あの山椒魚がマスコットに!?
(1)定番教材が生徒実態に合わない悩み
(2)文豪の作品をマンガにするという禁じ手
(3)マスコットになった山椒魚
(4)実り
第9章 『三四郎』~週刊誌の見出し付き人物紹介~
(1)今の生徒には難しいけど出会わせたい作品
(2)ある本がヒントになって
(3)生徒の頭の柔らかさを引き出す。
第10章 「山月記」の授業への挑戦
(1)「山月記」との出会い
(2)敗北
(3)再挑戦
第11章 マンガ、イラスト✕ICT 活用の手引き
(1)イラスト&マンガをプリントの挿絵に
(2)イラスト&マンガを1コマごとに貼り付けて並べ替え問題に
(3)イラスト・マンガを活用して、パフォーマンス課題に
(4)その他の無料イラストサイトも活用
おわりに
マンガ教材のダウンロードについて
奥付

自費出版の大変さ

月刊国語教育の10年の連載が終わったときに、いつかは自分の本を出したいという夢を持ちました。

しかし、なかなかの資金も必要です。

そこで6年前に自費で簡単な印刷物を出しました。

↑これです。150部印刷して、10万ぐらいかかりました。
一部送料込みで1000円で出版。現物を売ったときは700円。
もうけはほぼなしです。

手売りもしました。SNSで紹介して、郵送もしました。
ほそぼそと1年ぐらいかけて売れて、10部残して完売。
売れて良かった~

でも労力がすごくかかりました。

それに本格的な国語教育の書籍を、若い人が職場で読んでいる姿を見たことがないです。

手軽に読んでもらえるには、どうしたらいいかな~と考えていて、Kindle出版を思い立ったのです。

しかし・・・思い立ったはいいものの、忙しさに時は過ぎ去り・・・

コーチを付けました!

私立に異動したのを機に一念発起!

そして、なかなか進まないので、思い切ってコーチを付けました!

Lyuさんです。
https://x.com/Lyustyle?s=20

最初はブログを構築、そのうちにnote、そしてKindleとコーチを受けて、アウトプットの幅を広げてきました。

教育界のことにお詳しいので、あれこれ相談しやすかったですね~

迷子にならず道しるべをつけていただき、ここまでこれました。

ありがとうございました。

表紙はプロにお願いしました。


この表紙はココナラのとと村ととさんにお願いしました。
私のマンガと相性が良いと思って、依頼しました。
デザインも帯もお願いしていたイメージよりもさらに洗練されて提案していただき、大満足です。

若い人に伝えたい

自分のしんどかったことや乗り越えたことを今の若い人に伝えて、国語教育の面白さや楽しさを知って、生き生きと授業して欲しいです。

そのために、若い人が読みやすい電子書籍を選びました。

それに、Kindle出版は10万円の資金もかかりません!

買ってもらう方も、安価だし、無料キャンペーンも張れます!

アウトプットの可能性を広げてくれたAmazonさんには感謝しますw

そして、これからも、若い人に元気を持ってもらえる本を書いていきたいです。



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