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中国で「食べ残し禁止法」が可決。食品ロス削減へ

ちょっと前の話ですが、中国で、「食べ残し禁止法」が可決されたとの記事を見つけました😃

食べ残し、というとピンとこない方も、「フードロス」という言葉だと最近耳にすることも多くなってきていると思います。

フードロス問題に取り組むことは地球を守ることにも繋がるため、国として取り組むべきだと言われていますが、人口世界一の中国が、率先して取り組む姿勢は、多くの国に影響を与えると考えられます!

「食べ残し禁止令」の取り組み

中国で今回可決された「反食品浪費法」により、過剰な量の食べ残しをした客に対して、飲食店側は食べ残した分の処分費用を請求できるようになります。

その他にも、中国の動画共有サイトで人気の「大食い映像」の配信を禁止し、大食い番組に関わったテレビ局や動画配信業者に対しても最大10万元(約160万円)の罰金を科すとのことです。

日本でも、大食いタレントやyoutuberが有名なので、フードロス問題を考えた上で、これらの行動を控える方が増えてくるのはいいことですね✨

日本のフードロス問題

ちなみに我らが日本。

どのくらい食品を廃棄してると思いますか??



なんと

毎年600万トン超


これは国民1人あたりに換算すると1日約132グラム、

毎日お茶わん1杯分の食べ物を捨てている

ことになります。

家庭の場合は4人家族で年間約6万円、つまり月に5,000円ものお金を捨てていると推計されています。



視点を広げてみると、2020年現在、世界の人口は77億人ですが、栄養不足になっている人口は約8億人にものぼります。

一方で、世界全体のフードロスは年間約13億トンもあり、生産された食料の約3分の1が捨てられています。 

多くの人が食べ物を必要としているにもかかわらず、食べ物に恵まれた人はその食べ物を捨ててしまっているという現状は、日本人として、しっかり考えるべき問題ではないでしょうか。

この問題を解決するために、、

日本でも2019年に「食品ロス削減推進法」が制定され、さらに2030年までに食品ロスを半減する目標を掲げ、国や自治体、事業者や消費者が一体となった取り組みが始まっています。

私たちにできることは、身近なところで、どんな活動が行われているのかを知ることと、実際に取り組んでみることだと思います!

・買いすぎない(こまめに買い出しにいく)
・フードシェアリングのアプリやサービスを利用する
・少し良い食べ物を買って、大切に扱うことを習慣化する
・食べ物をおすそ分けする
・フードロス削減商品を使う

地球のため、家計の手助けにもなるため、良いことしかないですね😆!

おわりに


国として、フードロスに取り組み流れは、さらに加速していくと思います。

法律があるから仕方なく取り組むのか、
自分が住んでいる地球を守るために取り組むのか、
考え方次第で、意識も変わっていくと思います。

私も身近なところから行動を変えていき、地球と人々に貢献していきます🌍✨

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