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ご縁から〜リスペクトで続くコンサート


何度も考えても、自分の意思というものだけでうまく行ったことはない。
大我というのだろうか、自分の意思と他の人の意思が一致した時に事が起こる。

ただ、自分の意思と目の前の人の意思が一致していないように見えても、
自分と繋がっている人は、実は気がつかないところで他にも居て
後から気付かされることばかりだ。

音楽を演奏するという行為は、
ある意味目に見えないもので人と繋がる練習だ。

人と人の繋がりは、自分だけではできない。
相手があっての人間関係。

長く続けるためには、それが欠かせない。

先日コンサートの準備中、ある質問を受けた。
「どうやって人を誘いますか?」

その答えは、きっと一言で言えばリスペクト。
今日の朝のRの勉強会でも同じことを言っていた。
相手にリスペクトを示すことが出来れば上手くいく、、、。
人と人の間に一番大事なものはリスペクト。

接していて気持ちがいい人は、それを感じられる人。
それさえあれば、トラブルはなくなる。
何年も毎日その積み重ねをして、やっと気がついたこと。

自分を卑下してしまう人に対しては、何を言っても空回りすることもある。
人はそれぞれ違った生き物だから、考えていることは違うし、
必要な物事はそれぞれに応じて違ってくるけれど、
自分自身を大切にしている人と関われば、間違いない。

(それは今に至った考えなので、また将来変わっていくかもしれない。)

でもそれを含めて相手を思いやる心がリスペクト、、、。
自分に余裕がなければ、相手の身になって考えることも難しい。

ご縁があるなと感じる場合、その裏に必ず人でも物でもリスペクトがあると思う。

私は多分
音楽そのものに対してリスペクトがあり、
そして音楽を紡ぎ奏でる人たちや、
そして音楽で日常を彩るために聴く人や、
そして音楽で祈りを込めたり、踊ったり、
その各時代、世界中に時空を超えて繋がる心。

そんな心を音楽を通じていろんな人と共有したい。

そういうふうに思ってしまう自分は、
音楽にご縁があったと想うしかない。

今月半ばのチューリップインハーモニーチャリティーコンサート。
震災メモリアルコンサートは、もう13年目になるけれど、
誰に頼まれたわけでもないのに、
やらなければならないという焦燥感から続けている。

幸いご縁があるゆえに、続ける事ができている。
共演者の皆様、スポンサーの方々、応援してくださるお友達、
そしてコンサートを聴いてくださるお客様のお陰でしかない。
今年は能登半島の震災支援。

ご縁がずっと繋がっていきますように、、、。












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