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入学して2週間、小学校をやめたいと言い出した娘-自分の経験を横に置いて、判断する難しさ-

この春我が家の娘が小学校へ入学。
一緒にお風呂に入っているとき、真剣な顔で「小学校を辞めたい。すごく気持ちが疲れるんだ」と教えてくれた。
彼女の尖った性質上、ある程度は想定していたけれど、私の想像より早かった。

娘の現状(公立小学校+公立学童/インター学童)

娘は小学校下校後、
月火はインター学童、それ以外は区立学童に通っています。
今は小学校で授業が13時頃までで、国語、算数などの授業が入学式の翌々日から始まりました。

学童はほとんどの時間を無言でDVD鑑賞。正直これは予想外にひどい!
ディズニー映画を1本と、30分のアニメを3本見るらしい。
無言なのはコロナ感染対策とのこと。
すっごく笑いたいのに、大きな声が出せないから、
くすくす笑うんだよと教えてくれた笑

インターの学童は、全て英語で生活。
娘はここが一番お気に入り。
英語はかなーりカタコトなので、YesとHelloで乗り切っているみたい…
それなのに、この学童が一番というのが親としても謎だけど、生徒5人に対して先生2人なので、一人一人にちゃんと付き合ってくれているのかもしれない。
ソファで寝転びながら本を読んだり、先生とゆっくりお話をしたり、のんびり過ごせる時間が多いようです。
週2回なのは、うちの経済事情を考慮して。このために保険解約したり、生活費を見直したり、結構頑張って捻出しました。

娘が小学校を辞めたい理由

娘が辞めたい一番の理由は授業が退屈だということ。
娘は本が大好きなので、道徳の本と国語の本を2日で読破。
夫も私も本が好きになったのは、大人になってからなので、
なぜ子供がこんなに本を読み続けられるのか理解できない。
もともと算数に関する知的好奇心も強く
4歳くらいから勝手に計算アプリもやっていた。
だから知的好奇心が満たされず、授業はひたすら画面の時間になっているようです。

個人面談で、授業中に早く課題が終わったら別のドリルをやってもいいかと聞いたが、学校以外のものを持ってきていけない決まりになっていると言われてしまった。
なかなか全ての子供に合わせてるのは難しいよねと思いつつ、どうにかできないものかとモヤモヤ。

その他は何をするにも待ち時間が多い。
早めに課題が終わったとき、他の子供が並ぶのを待つとき、
学校にいる子供たちは、大人のように
少し時間ができたから読書しよう

スマホでもチェックしよう
なんてことができず、ひたすら時間が経過するのを待たないといけない。
この何にも使えない時間にすごく疲れる様子。
もちろん待つことも大事。だけどここで疲弊するのは勿体ないな。

自分の経験を横に置いて、判断する難しさ

子育てで立ち止まる時、つい出てくる思考が、
「私はこうだったから、こうしてあげたい」という自分基準の判断。

夫は中学からイジメで不登校、高校は中退。
私は小学校からとにかく自分を抑えることで頑張って適応してきた。
だから夫も私も学校=耐える場所という固定概念があります。

夫婦でこの経験、固定概念を横に置いておくのがなかなか難しい。
私達はこうだったけれど、
娘はどうなのか、今の学校はどうなのか、今の時代はどうなのか、
視点を娘、今に置いて考えなくてはいけない。

幼児のときは、おむつ替え、読み聞かせ、外遊びなど
人手があれば解決することが多かったけれど、

小学生になってからは学校や学童での様子が保育園のように見えない分、
一緒にじっくり考える時間を作る必要があると感じています。。
たとえベストな解決策が出さなくても自分に真剣に向き合ってくれた大人が
いたという記憶だけは残しておいてあげたいなと。

ひとまず来月フリースクールの体験に行ってみる予定です。
小学校を辞めなくても他にも居場所があることは知っておいてもらいたい。

娘にとって何がベストなのか
経済事情、捻出できる時間など我が家のリソースと相談しながら、
最適解を出していきたいと思います。

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