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day205 全ての事象は自分の内側にあるものの現象化だ。

ここ1週間くらいだろうか。いやもしかしたら、もっと前からかもしれないのだけれど、どうやらわたしは小さな怒りを抱えて過ごしていたようだ。

もっともっと遡って思い出せば、高校時代の小さな出来事が象徴的だ。

わたしが当時愛してやまなかったフリッパーズギターのCDを友人に貸したのだが、返却時になんと目の前で落とされてケースが割れてしまったのだった。

わたしの心の中の本音はこうだ。
『コンニャロー、わたしの大事な宝物を目の前で落として壊すとは何事だ!謝れ、弁償しろ!それでも許さん!』

しかしながら、口から出てきたのは
『あー、いいよいいよ大丈夫。ケース買えばいいから。心配しないで』

と、まったく真逆の態度を取ってしまっていたのだった。

30年も変わらずに、小さな怒りをポケットに仕舞い込み、ニコニコ穏便に済ませようとする、悪い癖だ。いい人でいたい、そのためならわたしは怒りを飲み込む。その影響で子宮と卵巣を摘出したと言っても過言ではないと思っている(個人的見解)。

いい加減にしてよ、わたしだって怒るときは怒るんだからね。

そんな気持ちでここ1週間くらいを過ごしている。それは仕事の場面やプライベート、パートナーシップにも現れている。

クライアントさんとのやり取りにも、少し違和感があったりもして。でも、せっかくのご縁を潰してしまうのもなぁ、とか考えてモヤッとしたり。
わたしの進めたいカタチの仕事の形態でない、いわゆるイレギュラーな仕事が多かったり。そして忙しくなってしまったり。

怒れない、断れない。いい人の仮面をサッと身につけてしまう。つけ込まれる感覚。

もうそろそろ、これが自作自演だということを認めて断ち切る時が来たようだ。

わたしの前に現れる人は、わたしのことや考え方が大好きで、方針に賛同してくれる人がいい。意見は言い合いたいけれど、考え方や方針にケチを付けるやつは、まっぴらごめんだ。
あとは、人に丸投げするタイプや、決めてもらおうとするやつ、出したものに対して『それでいいです』な反応するやつは、わたしの前から消えてくれて構わない。

断れない、怒らない、いい人でいたいという仮面の向こう側には、断れない案件や、怒らせるような出来事、腹の立つ出来事がやってくる。
断ったら、怒ったら、いい人やめたら、いまの目の前の環境をぶっ壊してしまう。そう考えると怖くて出来なかった。

わたしは天秤座の要素が強い蠍座なのだが、天秤に乗せるべきものを間違えていたと気づいた。
出来事の反対側に乗せるべきは、自分の気持ちだ。自分との調和を量るための天秤に、わたしはいつも、自分以外の誰かを乗せていた。

もう、自分との調和だけに意識を向けて行こうと思った。わたしが心地いいか否か、それだけだ。

今日はマインドリージョン7回目。
またひとつ、本来あるべき自分の姿を取り戻しつつある。

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