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day302 美術と音楽の時間をわたしに。

子どもの頃から、絵を描くことと歌を歌うことが好きだった。
家族で出掛けるときは基本的に列車に乗るため、お絵描き道具を持参していくし、いつでも何処でも絵を描いていたような記憶。
そして、近所でカラオケ大会があれば飛び入りでも参加してしまうような子どもだった。

中学時代はキャンパスノートに漫画を描いていた。秋元康の作詞塾に憧れて資料請求もした。雑誌の後ろの方にあるオーディション広告を羨ましげに眺めていた。初めて小説を書いたのも中学のときだった。

美術系の高校に進学して、まわりのレベルの高さに絶望感を抱きつつも、毎日(芸術以外の授業中や、テスト中でさえも)何かしら絵を描いていた。下宿先で徹夜して油画を描いたこともあった。

社会人になって、絵を描くということから遠ざかってしまっていた。デザインの仕事をしながら、ついでに仕事で挿絵を描く程度で満足していた。
そこから今度は、パソコンで車のイラストを描き始めた。しかしながら、ものすごく時間が掛かりすぎて飽きてしまった。

歌を歌うことは、高校時代に一度ステージに立つことに憧れたものの、夢で終わってしまったのだった。バンドブームで、友人たちがライブハウスのステージに立つ姿を、わたしは低い位置から眺めるだけだった。

カラオケに行って、旦那さんや友達と一緒に歌うことは好きだ。上手いね、と褒められて調子に乗ってしまう自分もいる。


今日は自分に、お絵描きとお歌の時間を献上した。歌を歌って、それを録音してみる。曲を聴きながら、アカペラ状態で録る。

ハッキリ言って、下手だった。
喉が閉じているのもあるだろうけれど、脳内で再生される自分の歌声とは全く違っていて、めちゃくちゃ嫌な気分になる。
大好きな歌を歌っているのに、これだけ気分が悪くなるのも如何なものだろうか。

次に、絵を描いてみた。
絵は自分の目で即座に視覚化される。脳内のイメージを再現できているかと言われると、全然まだまだなのだが、絵に関しては一応やってきた過去があるから、なんとか見れるレベルではある。

上手いか下手か?という問題ではないのは分かっている。好きなことを楽しんでやりきることでヘルツ(波動)が上がるのだ。
でも今のわたしは、とにかく上手くなりたいと思っている。
絵は描くことで上達する。しかし、歌は、声の質や力量不足が酷いのだ(音程にはそこまで狂いはないのだが)。
歌いたい。上手くなりたい。数をこなしても喉を悪くするだけの気がする。ぼ、ボイトレに行くしかないのか。

第五チャクラでもある、喉を開くこと。そして何より、喘息を治すこと。
さて、ボイトレの先生でも探そうか。

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