Naomi_Nが2020年9~12月におすすめしたい都内開催の展覧会
朝や夕暮れ以降、秋の風を感じるようになってきました・・・
え！もう９月？噓でしょ？というほど、特に７～８月は、学芸員課程の実習という今年一番のイベントのため、前後のスケジュールと仕事と課題を提出し、春から夏にずれ込んだ展覧会あれこれにも出かけ、と、毎日やりたいことが盛りだくさん。風のようにあっという間に過ぎていきました。
でも、いろいろと思いきって良かった。心の底から楽しかったです！！！
ということで、毎度恒例、私が行こうと思っている展覧会を勝手におすすめさせていただきます。展覧会めぐりの参考になりましたら幸いです。
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※お出かけの際は各館の公式ホームページ等で最新情報をご確認ください。今秋から冬にかけても、残念ながらまたきっと状況は不透明になるだろう、と予想しています。後悔先立たず、会期がスタートしたら、できるだけ早めに足を運ぶつもりです。
（１）真珠 ― 海からの贈りもの
真珠。天然石とはまた違って、なぜかとても心惹かれる素材です。
生き物が生み出す美しさ、だからかなぁ。
真ん丸なのも、自由な形のバロックパールも、小さな小さなケシパールも好きだし、ホワイトもブラックも、螺鈿細工のように何ともいえない色合いのも魅力的。
写真でも確かに美しいのですが、やっぱり実物の輝きを観たいのです。
行こう行こうと思ってて行けていないので、なんとか９月には・・・！
場所：渋谷区立松濤美術館（東京・神泉）
会期：2020年6月2日(火)~9月22日(火・祝)
時間：10：00～18：00
休館：月曜日
料金：一般 1,000円 大学生 800円 高校生・60歳以上500円、小中学生100円
事前予約制：なし
★9/17 更新：行ってきました！
（２）美の競演―静嘉堂の名宝―
実はまだ出かけた事のなかった、静嘉堂文庫美術館。
今回は、茶道具、陶磁器、漆芸品、彫刻、刀剣などなど、本当に豪華盛りだくさんの展覧会です。
「油滴天目」だけでなく、あの「曜変天目」も通期展示されています！！！また、ぜひ一度実物を観たかった酒井抱一の《絵手鑑》や、狩野派と琳派の展示、仏教美術の展示などなど、出品リストを観てるだけでも楽しい。
お出かけが待ち遠しいです。こちらも１日ゆっくりと楽しみたいなぁ。
場所：静嘉堂文庫美術館（東京・二子玉川）
会期：2020年6月27日(土)~9月22日(火・祝)
時間：10：00～16：30 ※入館は閉館の30分前まで
休館：月曜日
料金：一般 1,000円 大高生 700円、中学生以下無料
事前予約制：なし
★9/15 更新：行ってきました！
（３）SHINES企画展 上田優紀写真展：MANASLU
地球上のあらゆる場所へ果敢に出かけていって、とてつもない景色を撮影している、写真家の上田優紀さん。
2018年に銀座のキヤノンギャラリーで作品を観てからのファン(写真集は宝物)です。
キヤノンの写真家オーディション「SHINES（シャインズ）」の第1回入選者でもあります。
今回の展覧会、もともとは春に予定されていたものでした。
クラファンのリターンで写真集をいただいてましたが、プリント＆大きなサイズでぜひ作品を堪能したい！！！お邪魔するのが本当に楽しみです。
場所：キヤノンオープンギャラリー1(東京・品川)
会期：2020年8月28日(金)～9月28日(月)
時間：10：00～17：30（最終日～16：30）
休館：日曜・祝日
料金：無料
事前予約制：なし
（４）アイヌの美しき手仕事
この展覧会のあと、改修工事に入ってしまう予定の、日本民藝館。
実はわたし、まだ訪れたことがなかったんです・・・！
それは、足をふみこんだら民藝の世界にどっぷりはまってしまいそうで、自重していたから。
でも、最近とてもアイヌのデザインに心惹かれていたので、今回のこの展示はぜひ観たいと思っています。旧柳宗悦邸も見学できる日に、1日たっぷり時間をとって出かけないと！できたら木々が色づく頃だといいんだけども。
場所：日本民藝館（東京・駒場東大前）
会期：2020年9月15日(火)~11月23日(月・祝)
時間：10：00～17：00 ※入館は閉館の30分前まで
休館：月曜日
料金：一般 1,100円 大高生 600円 中小生 200円
事前予約制：なし
https://mingeikan.or.jp/events/special/202009.html
（５）特別展 工藝2020－自然と美のかたち－
現代作家の作品が大集合する、豪華な工芸の展覧会です。
しかも会場構成は伊東豊雄建築設計事務所が担当されるとのこと！
詳細の発表が待たれますが、久しぶりに美しいデザインで大好きな表慶館の中に入れるので、とても楽しみです！！！
場所：東京国立博物館 表慶館（東京・上野）
会期：2020年9月21日(月・祝)～11月15日(日)
時間：9：00～17：00 ※入館は閉館の30分前まで
（金・土曜日は～21：00まで）
休館：月曜
事前予約制：必須
★9/25 更新：行ってきました！
（６）ようこそ！お菓子の国へ ―日本とフランス 甘い物語―
主にお菓子にまつわる企画展を開催しているギャラリースペースが、とらや赤坂店の地下にあるって、ご存知ですか？とても素敵なんですよ～
今回はピエール・エルメと一緒！ワクワクします。
パリの街と、とらやパリ店に思いをはせながら、お茶やお買い物をしながら、ぜひギャラリースペースものぞいてみてください ♪
場所：とらや赤坂店内 虎屋 赤坂ギャラリー（東京・赤坂）
会期：2020年9月26日(土)～2021年4月11日(日)
時間：平日9：00～19：00、土日祝9：30～18：00
休業日：2020年10月6日（火）、11月6日（金）、2021年1月6日（水）、2月6日（土）、3月6日（土）、4月6日（火）
料金：無料
事前予約制：なし
（７）リニューアル・オープン記念展 Ⅱ 日本美術の裏の裏
展示構成を読んで、面白そうな企画！と思い、出かけたくなった展覧会。
さすがのサントリー美術館さんです。
生活の中の美の“愉しみ方”に焦点をあて、個性ゆたかな収蔵品の中から、日本ならではの美意識に根ざした作品をご紹介します。古の人々の愉しみ方を知り、追体験することは、現代人にとって知られざる裏ワザ鑑賞と言えるかもしれません。
「裏」には、見えない部分だけでなく、奥深く、隠された内部という意味があります。日本美術をより深く愉しめるように、教科書では教えてくれない面白さの一端をご案内します。目に見えていない（＝裏）ところにこそ、魅力が隠れている（＝裏）かもしれません。
ちなみに、9/13(日)までのPart１、昨日行ってきました！！！観られて本当に良かったです。また後日noteにまとめたいと思ってます。
場所：サントリー美術館（東京・六本木）
会期：2020年9月30日（水）〜11月29日（日）
時間：10：00～18：00 ※入館は閉館の30分前まで
（金・土曜日は～20：00まで）
休館：火曜
料金：一般 1,500円 大高生 1,000円、中学生以下無料
事前予約制：なし チケットはオンライン購入がおすすめ
（８）特別展「桃山－天下人の100年」
狩野永徳が描いた傑作、国宝！《洛中洛外図屛風（上杉家本）》に、《唐獅子図屛風》がどーん！の特設サイト。
概要を読む限り、展示内容も展示品も、もう大変豪華なことになりそうです。
出品リストなど、詳細の発表が待ち遠しいですが、とりあえず前・後期どっちも行きます。絶対観たい！ （どうか中止になりませんように・・・）
場所：東京国立博物館 平成館（東京・上野）
会期：2020年10月6日（火）～11月29日（日）
前期 ～11月1日（日） 後期 11月3日（火・祝）～
時間：9：00～17：00 ※入館は閉館の30分前まで
（金・土曜日は～21：00まで）
休館：月曜
事前予約制：必須
（９）琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術
こちらも絶対に観たい、そして和の琳派と洋の印象派の組み合わせなんて、面白いに決まっている企画の展覧会。
やっと特設サイトができたばかりですので、出品リストなど、詳細の発表はもうちょっと後かなぁ。とりあえず前・後期どっちも行くし絶対観たい！ （どうか中止になりませんように・・・）
場所：アーティゾン美術館（東京・京橋）
会期：2020年11月14日（土）～2021年1月24日（日）
前期 ～12月20日（日） 後期 12月22日（火）～
時間：10：00～18：00 ※入館は閉館の30分前まで
休館：月曜、11月24日、年末年始（12月28日 ― 1月4日）、1月12日
事前予約制：必須
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このほか、
●まもなく終わってしまう菊池敦己さんの展覧会
●MOMATコレクションの後期展示
●Twitterで偶然目にしてびっくり＆初作品集が話題の牟田陽日さんの展覧会
●写真家でアーティストのシャルロット・デュマさんの展覧会
などなど、出かけたい展覧会がいくつも。
今期は完全にわたしの興味関心まっしぐらな展覧会ばかり。楽しみがたくさんあるなぁとワクワクしてきた、2020年秋冬です。
あぁ、どこでもドアとコピーロボットがほしい・・・。
まずは、健康第一。
そして、できるだけ、大学の勉強を前倒しで頑張ります！展覧会に行きたいから！！！
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