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園芸療法の絵本をクラウドファンディングで作る。今の気持ち

家づくりが落ち着いて、昨年は家づくりの本を作った。
そして、ライフワークである園芸療法のことも本にしよう、と思っていた。

だけど、ちょっと考えた。

ただ本を出版するだけで、いいのかな。

「シニア夫婦の家づくり」の本を出してみて、そう思った。

園芸療法、2001年から勉強して実践してきているから20年くらいになる。
実践をいろんなところで重ねてきたけれど、新型コロナの流行もあり、実践がむずかしい時期があった。
その頃、わたしにできることはなんだろう、と考えていた。

またどこかで園芸療法、実践する?
何度も実践は重ねてきた、また新しい場所を開拓する?

自分が園芸療法に関していまやりたい、できると思うことはなんだろう?

実践じゃない。
「伝える」もしくは「手伝う」かな。

伝える、それはいまも続けている、やってみている、オンラインで。
それ以外、できるとしたら「本を書くこと」かな。
誰でも読みやすい絵本がいいかもしれない。

そう決めたのが昨年でした。

クラウドファンディング、ただお金を募るだけじゃなく、多くの人に活動の価値を知ってもらい、広げてもらえるメリットがある。

実は昨年の1月ごろ、「園芸療法の本をクラウドファンディングで出版しよう!」と意気込んだ時期があった。
だけど、SNSで知り合ったクラウドファンディング経験者から大変さを知った。
「ああ、わたしにはそんなこと到底できない。やっぱりやめとこう」

そして、1年経って、いままたクラウドファンディングで絵本を出版しようとしている。

昨年秋に出会ったひともクラウドファンディング経験者、絵本を出版されたひとでした。
いま、彼女の助けを借りて「園芸療法の絵本作り」を少しずつ始めています。

だけど。

想いはぐるぐる回る。
「わたしにこんな大それたこと、できるのか」と。

昔からネガティブ思考、自信のなさ、自己承認低すぎ。

小学生の頃だったか、私の書いた読書感想文を母親が読んで「もっとまともな文章を書きなさい。みんなと同じような文章がなぜ書けないの」と言われたことが忘れられない。
一方、父親がそれを読んで「うまいこと書けとるやん。いい表現や」。
そう言ってくれたことに少しホッとした。

こんな調子で父親はたまに褒めてくれたが母親には褒められたことはない。
そのせいで、ではないけれど、いまだに自分のことに自信がない。まあしょうがないとは思っている。
自分が得意なことは何もない、くらいなネガティブさ。だからいろんな知識に触れると安心するのかもしれない。
その得た知識を利用、活用することはないくせに。
ただ、「勉強好きだね」と言われる。
そう、「勉強する」という行為でただただ心の安定、安心を得ている。

脱線したけれど、「今年はクラウドファンディング、やります!」と思ったのと反対に、いまだに「ほんとにできるのかなぁ」は、ある。
家族に話しても伝え方が悪いのか、クラウドファンディングの何が良いのか理解してくれない、むしろお金集めなんて大丈夫?と言われる。
身内からしてこれである。情熱がなさすぎ。

でも、失敗してもいいんだよね。
自分でお金出せば本の出版はできるんだから。
絵本作りはともかく、クラウドファンディングで死ぬことはない。
とにかく「園芸療法の絵本を作る」、これだけだ。


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