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日本一町民に必要とされる道の駅を目指して

堀田ほった 悠希ゆきさん】
 十勝管内の中札内村出身。札幌市内の短大卒業後、JA中札内に就職。
 結婚を機に士幌町へ移住し、夫の営む「夢想農園」で農作業に従事する傍ら、士幌町の道の駅「ピア21しほろ」の指定管理者である商工会の理事として、道の駅内食堂カフェなどの運営会社「株式会社at LOCAL」を設立。
 2児の子育てに奮闘しながら、道の駅の振興に尽力。

 十勝総合振興局です。

 令和4年7月、鈴木知事がお会いした堀田悠希さんについてご紹介します。


道の駅「ピア21しほろ」について

 士幌町の道の駅「ピア21しほろ」は平成29年4月にリニューアルオープンし、農村風景にマッチした牛舎をモチーフにしたマンサード型屋根の道の駅です。

 駅内では「しほろ牛」を堪能できる食堂をはじめ、カフェでは、町特産であるじゃがいもを使った「しほろスタイルフライドポテト」やこだわりの「コーヒー」、ショップでは、町民が作る加工品や手づくり雑貨、ソフトクリームやオリジナルテイクアウトメニューも充実しています。

道の駅内の様子

 堀田さんは、これら食堂カフェなどの飲食を中心とした道の駅の運営会社の代表として、士幌町にある魅力を詰め込んだ、観光客の方も訪れて楽しい、地域の方も毎日顔を出したくなる道の駅をめざし日々業務に取り組んでいます。

店内を案内する堀田さん(左)

株式会社 at LOCALにかける想い

 「at LOCALは大企業ではないけれど、だからこそ、生き残るためには、地元に愛され、地元に必要とされ、この士幌町にあって良かったと想ってもらえることが大事と考えています。この士幌にあって良かったと想ってもらえることを目指すことで、長く続く企業になれるのではないかと思い運営しています。」と堀田さんは言います。

知事と懇談する堀田さん(左)

 この理念のもと、ピア21しほろでは、士幌町の特産品や原材料に由来するものを数多く商品として販売しており、普段の士幌町の日常や魅力、価値といったものを観光客の方はもちろん、町民の方にも再認識してもらえるような工夫を凝らしています。

この後の展望

 道の駅の南側には未活用の芝生の広場がありますが、そこを活用しようと、公園創造プロジェクトとして堀田さんが中心となって検討を進め、地元中学生の授業としてコンテストを開催したり、来場者の方へアンケートやワークショップを開催するなどして、活用構想を士幌町へ提案する活動も行いました。

 今後は構想の実現に向けて町による整備も実施される予定となっています。

 at LOCALをピア21しほろ運用するだけでなく、士幌のまちづくりを担えるような企業にしたいという目標に向けて、これからも様々な活動を続けていきます。


 北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、道の施策に反映するとともに、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
 今回ご紹介した士幌町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。

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