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『え?ここは大阪? 最新アートスポットが凄いことになってます!』

現代美術のアートフェア
『ART OSAKA 2023』で訪れた
大阪の臨港地区、北加賀谷。

初めて現地を歩いて驚いたのは…
アート作品やアーティストの工房が
街中に溢れていたことです。

ちょっと通りを曲がると、アートな空間が出現。
町のあちこちに
ワクワクドキドキが散りばめられていて、
ちょっとした探検気分を味わえます。

アートフェアの開催地、
「クリエイティブセンター大阪」は
もともと“名村造船所”があったところ。

大正時代から造船業で栄えた北加賀屋では、
高度成長期には約2万人が働いていたそうです。

巨大な造船所の周りには下請け工場や倉庫、
そこで働く人々のための住宅や商店が立ち並び
街は栄えました。

しかしその後、時代は流れ…
造船所は次々と町の外に。

そして、今。
人々が去って行った工場や倉庫、古い文化住宅は
自由なアート空間に変貌していたのです。


日本国内はもちろん海外からも、
様々なジャンルのクリエーターたちが移り住み、
多彩な活動を展開しています。

「クリエイティブセンター大阪」を含む造船所跡地。
2007年には、
経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されました。

現在、北加賀屋一帯のアート拠点は
約40軒を数えるまでになったそうで、
その中には古い町家を改造したギャラリーや
お洒落なカフェもあり、
散発的に演劇や展覧会、ワークショップなどの
イベントも開催されているそうです。

『ART OSAKA 2023』でも、
倉庫の中いっぱいに
巨大なアートが自由に繰り広げられていました。


とは言え、
アートフェアが行われていなくても
街を散策するだけでも
アート気分を味わえる北加賀谷の街。

アートマップ片手に歩いてみるのも、
なんとも言えない昭和レトロな感覚とともに
楽しめそうです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000082775.html

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