『まずは庭に行く♫素敵な手紙を書くコツは“季節のカケラ”♫面倒なことを楽しみに変える方法!』
お茶を始めてから
手紙をしたためる機会が増えました。
お招き頂いたお茶事のお礼状は
その最たるものですが、
お茶事ほどではなくても、
ちょっとした会のお礼など
感謝の気持ちを手書きするようになったのです。
私は素敵なお手紙を書こうと思ったら
まずは庭に出ます。
もちろん、
手紙の冒頭、
季節の挨拶を書くので
気温や風、緑を直接、感じるためですが…
それと同時に、
手紙に添える『季節のカケラ』を探すためです。
この時期なら…
紫陽花の花びらなどは如何でしょう?
新緑の季節なら青紅葉。
散り行く桜の花びらも素敵です。
秋には紅く染まった照り葉やもみじ…
『季節のカケラ』を庭で見つけて来て
押し花にして、
ひとひら…手紙に添えるのです。
受け取った方が
手紙を読もうと広げた時に
ハラハラと散る、ひとひらの花びらや葉。
言葉だけでなく
季節を伝える方法は
いくらでもあるように思います。
忘れてならないのは、
一度、本の間にそっとしまって
押し花にすること!!
そうすると…
余分な水分が本のページに移って
美しいまま、季節をお届けすることが出来ます。
便箋や半紙に向かって手紙を書く。
正直に言って
会社勤めをしていた頃は
面倒くさいと思っていました。
でも!!
手紙を書くプロローグは
相手のことを想いながら
お庭の散策をする時から始まるのです。
ちょっと面倒なことは、
じっくり時間をかけてみると、
意外に楽しい時間に変わります。
駅への道も
急いでいると焦るばかりですが、
ゆっくり歩けば、お散歩気分で楽しくなります。
手紙を書かなくては、
と義務に思うとプレッシャーですが、
どんな花のひとひらを送ろうか、
相手の喜ぶ笑顔を想像して
ゆっくり考えながら庭を巡れば
楽しくなって来ませんか?
少し時間に余裕を持って暮らしてみる。
面倒だと思い込んでいたことが
楽しいことに変わるかもしれません( ^ω^ )
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?