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自然育児 森のわらべ多治見園園長 浅井智子さんの講演会に参加してきました!

今日は運営している『サドベリースクール岩内にじのわ』のスタッフと共に、倶知安町子育て講座に参加してきました。
【本物の「生きる力」を育てよう!】というタイトルで、全国で講演活動を行っている浅井智子さんのお話をお聞きすることができました。

浅井さんは、岐阜県初の森の幼稚園 自然育児 森のわらべ多治見園創設者であり園長。2020年から森のわらべの小学部であるオルタナティブスクールも開校されていて、今日は特に、オルタナティブスクールのお話に興味があり伺いました。2時間経つのがあっという間で、とても勉強になると同時に、感動したり、共感したりすることばかりでした。

特に印象に残ったのは、『森のわらべ 理念』の1つ
「すべての人が生まれ持つ、自ら成長していこうとする力を信じて待つ」という部分です。

これは、私たちが運営するフリースクールが信じている、
「子どもは生まれながら好奇心を備えていて、生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことができる」と、とても似ていると感じました。

大人たちは、子どもたちに「教えてあげなきゃ!」と、つい色々なことをしてあげたり、教えてあげたりしたくなりますが、実はそんな必要はないんですよね。子どもたちは学ぶのが好きだし、自分たちで成長していく。子どもを信じて待つことの大切さもお話されていました。

2つ目は、不登校について
飲食店の場合、お客さんが減ったり、来なくなれば、それはお店の問題と捉えるのが一般的。だけど、学校の場合は、なぜか子どもや家庭の問題となるというお話。

この点に、とても共感しました。
不登校児童生徒が全国で約30万人もいるということは、普通に考えて、「学校教育に問題がある」となるはず。それなのに、一般的にはまだまだ子どもや家庭の問題とする風潮があります。

文部科学省や北海道教育委員会の不登校対策プラン等(インターネットで誰でも見ることができます)を読んでも、子どもや家庭の対策ばかりで、学校教育を変える考えがほとんど見当たらないことも、とても不思議で残念に感じています。

3つ目は、学校教育について
学校が目指す教育は、知識・技術・能力を伸ばし、「もっと頑張れ」の父性性の教育。対して、浅井さんたちの目指す教育は「ありのままのあなたはすばらしい」を伝える母性性の教育。現代の日本は、家庭の中でも学校と同じ父性性の教育になっていることを懸念されていました。

とても素晴らしい講演だったのに、うまく文章にすることができないのが悔やまれますが、今日参加して、私たちが運営しているフリースクールの方向性は間違っていないんだなということは、感じることができました。今後も森のわらべ多治見園さんから、色々と学ばせていただきたいです!

浅井さんはもちろん、このような素晴らしい講座を開催してくださった皆様に感謝いたします。

森のわらべ多治見園さんは、HPやインスタグラム等たくさんの情報を発信されているので、ぜひご覧になってみてくださいね♪


北海道岩内町で仲間と運営しているフリースクールです⇩





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