学校に行っても行かなくてもどちらでもOKと思うようになった理由②
私が退職してからも長女の登校しぶりはありましたので、
時々はお休みしていましたが、
なるべく登校するように促していました。
長女が登校をしぶる理由は、ぼんやりしていました。
小学校の先生も大好き、友達も大好き、勉強はあまり好きじゃないという
程度。
特に嫌な出来事もない。
完全に行かないのはイヤ。
でも、毎日は行きたくない、疲れる。
その頃は、あまり休みすぎると、友達関係や学力への影響が出るのではないか・・・と私の中に不安があったので、励ましながら、登校するように促していました。
しかし、「今日は休みたい」と娘から元気のない表情で言われるたびに、
私の気分も下がり、不安もありで、あまりいいものではありませんでした。
そんな日々を繰り返すうち、
ある時、ふと大きな気づきがありました。
私自身が自由になりたくて教員を退職してのんびり幸せに暮らしているのに、
子どもたちにその自由を確保していなかった(゚д゚lll)
そのことに、教員を退職してから、なんと1年半後に気がついたのです。
自分でも驚きです。
それまでは、学校に行かないことから出てくる影響への不安に覆われて、
大事なことを見落としていたのです。
そこに気づいてからは、娘たちに
「よし、みんな学校に行きたくなかったら、行かなくていいよ!」と言えるようになりました。
だけど、それを確定する前に、
私自身の目でも学校での我が子の様子を見たいというのもあり、
数日間、授業参観させてもらっていました。
給食の時間も見学していた日は、娘のクラスの子どもたちが「お腹空かないの?大丈夫?」と優しい言葉をかけてくれたりしました^^
そして、
「あぁ、うちの子はこの勉強には全然興味が無いんだなぁ」
「先生も一生懸命でいい方だし、友達とも楽しそうだけど、興味の無い勉強を1日数時間も席についてやるのは確かに大人でも大変だぁ」ということを数日間の授業参観を通して実感しました。
そうして、ようやく、覚悟ができました。
長女が学校を休みたいと言い出してから、4年半かかりました^^;
我が家の子どもたちに、「学校に行きたければ行けばいいし、行きたくなかったら行かなければいい」「自由に幸せな時間を過ごそうね」と心の底から思えるようになりました。
私自身が自由で幸せになったからこそ、
子どもたちの自由や幸せも考えられたのでした。
その後の子どもたちの様子は次回♪
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