見出し画像

5日目:声にまつわるアレコレ

自分の声や、私が心地良いと感じる声についての話です。

ハスキーボイス

私の声は、低くて少し掠れ気味の、いわゆるハスキーボイス。

幼少期には、私が喋っている声を聞いた母の知り合い(私にとっては知らない人)などに、

「あら、この子、風邪ひいてるの?」

と言われたことが何度もあった。

小さい頃は髪の毛も長く、母が私にピンクの服を着せたりしていたこともあり、かろうじて女の子と認識されていたけれど、小3でバレーボール少年団に入った頃からは、ショートカットでスポーティー、その上声も低めときたもんだから、男の子に間違われることがかなり増えた。

駅で落とし物を拾ってくれた親切なご婦人に

「(そこの)ぼく!これ落としたよ。」

と声をかけられた時は、ありがたい気持ちと一緒にとても悲しくなったものだ。

とはいえ、悪いことばかりでなく、良かったこともある。

小学校の高学年から中学校の頃は、そのころテレビによく出ていたタレントの相原勇さんに似ているということで、先輩などに覚えてもらいやすく、可愛がってもらっていたと思う。(憧れの先輩に「相原勇に似てるよね😉」と言われて「あ、はい…。」と真っ赤な顔で答えたという淡い記憶が蘇る。。)

あ、あと、ちなみにこれは声とは関係ないが、小柄で前髪が長め&富士額&生え際の癖でふわっと浮いてしまうというのもあり、チェッカーズ藤井フミヤさんにも似ているとよく言われていた。(小5の時に「フミヤ、サインして〜!」と言いながら一つ上の男の子に頻繁に追いかけられるという事案が発生し、なんかよくわかんないけど怖くて逃げ回っていた記憶も残ってるww)

もちろん合唱では常にアルト!なんならテナーパートもいけちゃう♪

そのおかげで、今でもハモリのある曲だと無意識にハマってしまうというね😜

思春期真っ只中の中高生の時なんかは、「なんで私、こんな声なんだろ…。」なんて思ったことも何度もあるが、今では声に特徴があると印象に残りやすいということで、チャームポイントだなと思えるようになった。

声フェチと聴覚過敏

ところで、自分の声のことはさておき(散々書いといて置いとくんかい!)、私は人の声の好みがハッキリしていて、「この声好きだわ〜♡」となる声質が決まっている。

いわゆる "声フェチ" ってやつ?

性別問わず、深みのある落ち着いた声が断然好き!!

声が大きいとか小さいとか、高いとか低いとかにかかわらず、まさに声質。音色。あたたかみのある、温度を感じる声というか。

自分の好きなタイプの声を聞くと、簡単に心臓を鷲掴みにされてしまう。イイ声だけで骨抜き。もうクラクラしちゃう。マジで悶絶。

余談だが、いつだったか、地元のスナックで尾崎豊の『I LOVE YOU』をめちゃくちゃイイ声で上手に歌う声が聴こえてきて、ワクワクしながら振り返ったら、イメージと全く違っていたことがあり(私は単純なので完全に本人の姿をイメージしていた)、「あ、そっか…。そりゃそうだよね…。」となったことがある。(すんません、勝手に失礼な想像をして💦)

逆に、声へのこだわりが強いせいで、苦手な声質もあって。

たぶん聴覚過敏があるからだと思うけど、キンキンして尖った声だと、脳みそに突き刺さるような感じがして、話している内容が耳に入らないくらい辛い。(不快指数MAXになると本気で頭が痛くなる)

かといって、自分の快不快だけで相手の声(話)を受け入れないということはもちろんできないので、苦手な声の方の話を聞く時には、話している内容や相手の感情をしっかりキャッチしようと意識し、自分の感情をコントロールしながら耳を傾けるようにしている。

でもそうすると、普通に会話してるだけなのにすごく疲れてしまうわけで。。

そんなこともあり、夫を含め歴代の彼氏(もしくは好きになった人)はほぼほぼ、優しい癒し系の声の人です♡(どーでもいい情報ww)

特技は声当て?

この声フェチが役に立つことも、実は結構ある。

例えば、パッと耳に入ったテレビのナレーションで、「あ、これは俳優の〇〇さんだ!」とわかるとか、アニメの声優さんも「これさ、〇〇に出てくる☆☆の声の人と同じだね!」と気づくとか。

同じ俳優さんでも、ドラマ撮影中に体調を崩すこともあるようで、「前回と今回の声が違う!」と一瞬でわかっちゃう。(そして勝手に心配するww)

日常生活でも、相手の声を頼りに、体や心の調子の変化に気づくことができるので、相手を気遣った対応がしやすかったりも。

あとは、一緒にカラオケに行った人の歌声を聴いて、この感じだと〇〇さん(ミュージシャン)の歌が合いそうだななんて(勝手に)思って、何を歌うか悩んでいたりすると、「〇〇さん(ミュージシャン)の歌なんてどうですか?」と勧めることができたり。(これは求められているのか⁈)

以前仕事で電話相談を受けることもあったのだけど、その時も、話している相手の声の変化で気持ちが動いたのがわかるので、ここぞ!というタイミングでさりげなく良い方向へ話が向かうよう言葉をかけることができていたのではないかと思う。

まとめ

それぞれ人には持って生まれた姿形があるのと同じように、声にも個性があっておもしろい。(声はそもそも骨格などとも関係あるしね)

私の場合はハスキーなだけでなく、大きくてよく通る声のため、時として周りにいる人に迷惑がかかる場面があるらしい。(←自覚がないのがまずダメね😅)

そのため、この前の投稿『言葉の力』(こちらです↓)

にも書いたけれど、発する言葉と同様、音としても相手に聞きやすく心地よい声で話ができるとイイなと思っている。

それと、とにかく歌うことが大好きで、誰に披露するでもなく1人でカラオケに行っては少しでも上手くなろうと頑張ってるところなので、できれば歌声も自在に操れるようになったら嬉しいな、とも(地味に切実に)願ってます♪♪

以上、私の超個人的な、声にまつわる考察でしたww