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婚喝ノート その37 しがみつくほどの恋なのか…? 手放すと入ってくる

 婚活現場にやってくる男女。その背景、事情はいろいろ。みんな口を揃えて「出会いがない」と言うけれど、男性が口にする「出会いがない」は、本当に異性と出会うチャンスが無いことを言っています。でも、女性が口にする「出会いがない」は厳密に言うと「理想の相手との出会いがない」というケースが多い。結婚したい人にとって婚活は人生のリスクマネージメント。男性よりも危機管理という点で秀でている女性は、本能で出会いの場へと足を運び、それなりの出会いを手に入れていますが、いかんせん自分の理想にハマる男子がいないというのが本音のようです。しかも、求める男性像が過去に好きだった相手を基準にした場合も多いのでそれを超えてこないと「ボール」で、「ストライク」にはならないのです。

 時に、婚活イベントには、元カレを忘れるためにやってくる女性もいます。どうしても過去の恋は美しく記憶に残るようで、良いことだけを残した「元カレとの思い出」が女性のハートを占拠していることがあります。そんな時、私は、「元カレとの恋は花、新しい恋は種」と話し、過去のお花畑から連れ出します。だってだって、元カレはとうの昔にとっととお花畑から出て行ってしまっているのだから。それよりも何よりも、共に前を向く相手が今この会場にいるんだよってことを伝えます。

仕事も恋愛も手放したところに新しいチャンスが舞い込んできます。今何かに悩んでいるとしたら、それがしがみつくほどのものなのか?違うなら思い切って手放す!そして変わりに入ってくる素敵なものに期待してほしいと思うのです。

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