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婚喝ノート その38 学校では教えてくれない「よのな科」のこと

婚活パーティーの現場に出る前に受けたほうがよいと思うのが男女別事前レクチャーです。婚活、つまりお見合い本番前に婚活の仕方を教わるものです。パーティー直前にやるレクチャーがほとんどですが、初心者向けには、「君の名は。」じゃないけど、事前の事前、前前前レクチャーから順番にやることもあります。内容は学校では教えてくれない、異性とのコミュニケーションの取り方、異性に「おっ!」と思ってもらえる自己紹介の仕方、好きな異性が見つかった時のアプローチの方法、デートの仕方、交際の申し込み方‥‥など戦場に出る前に伝えたいことはどんだけでもあります。こういうのを婚活塾と呼ぶこともありますが、私のはそんな堅苦しい表現ではなく、作戦会議と呼んでいます。本当はね、学校で少しは結婚のことについて教えてくれたらいいと思うのです。家庭科で無理なら「よのな科」という教科を作って、お金のこととか、保険のこととか、就活、結婚、夫婦生活、子育て、終活まで教えちゃう。でも、婚活の勉強なんて文科省が許してくれないか‥w  ジャンル的には異性とのやり取りだから色っぽい話みたいに受け止められちゃうのかな…。性教育があるなら結婚教育もあった方がいいと思うし、そもそも結婚とは…を教えてもらえていない若者が多すぎる。社会人になるまで不純異性行為はダメって言われた人が、30歳近くなったらいきなり「はい、結婚に向かってがんばれ!」って言われる。ほんと大変だ。結婚の意義も薄れている今の時代に、昔みたいなお節介サポート体制もなく、自力でやらないといけない。いくら日本が個人主義の国とはいえ、フォローしてあげないと未婚化は止まらないです。親世代も会社も自分たちが晩婚化推奨していることに気づかず、日本の晩婚未婚化を若者たちが結婚しないからと、彼らだけのせいにしているし…。もっと手前で教えてあげようよ。ゆるやかな坂道にしてあげれば自力で登っていけるんじゃないかな。急な坂道、助走も取れないまま、目の前に高い壁が出現したら誰だって躊躇しちゃうよね。だからこそ事前レクチャーを受けてほしい。どうやって飛ぶのか?一緒に準備運動して、飛ぶための武器も与えて、助走も長くとって(そのためにも若いうちに婚活を始めてほしい)飛びたくない人にはそれも認めてソロの人生へ送りだす。婚活は結婚することが最終目標ではなく、自分の生き方、人生の本質的な幸せ探しの行動だと思うのです。



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