見出し画像

オランダの学校教育の特徴③<プールの授業の有無は学校による?!>

前回の記事で、
「プールが学校施設としてあるかどうかは、学校の魅力として扱われる」
「体育館の充実具合も学校の魅力として扱われる」

という内容に少し触れました。

オランダの学校教育の特徴②<校舎のデザインには教職員の意見を反映>
https://note.com/naom_27/n/nabb9f598ce28

ひょっとすると、
「それって学校にはマストではないの?!」
と、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

プールに関して言えば、私の娘が通う小学校にはプール施設がありません。
その上groep5(小学校3年生にあたる学年)になるまで、プールの授業もありません。
また、恐らく、体育館も日本の半分以下のサイズです。

娘の小学校では、groep5になるまで水泳の授業がありません。
しかし、近隣のある小学校ではgroep3から水泳の授業があるそうです。
よって、その小学校に通うgroep3以上の生徒たちは、プールの授業日にはバスに乗り込み、クラスで市民プールに向かうと聞いています。

こんな風にして、プール自体の有無や、プールの授業が始まる学年まで学校によって異なるのがオランダです。

これはプールだけに限ったことではなく、他にも「当たり前にある」と信じていたものが「うちの小学校にはない!」ということがよくあります。

こういった点も含めて、オランダの小学校は学校ごとに教育活動も異なるため、もし重要視される授業や教育活動などがある場合は、それを優先項目として学校選びを行うことが求められます。



私たちの活動内容に賛同いただける方々からのサポートをお待ちしています。ご協力いただいたサポートは、インタビューさせていただいた方々へのお礼や、交通費等として使わせていただきます。よろしくお願いいたします!