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<日本からオランダへ>教職員向け学校視察旅行

先日、野本響子さんのVoicyを聴きました。

#48 雑談回 あとでやろうはできなくなるーーパンデミックで学んだこと

https://voicy.jp/channel/2692/305229

興味がある方は出典から是非視聴してみてください!

「いつか行きたい」「いつかやってみたい」「いつか会いたい」
パンデミックで人類が学んだのは、その「いつか」が脆くも崩れ落ちる、「いつか」は永遠にやってこないことも多い!というお話です。

英語には、"YOLO"という言葉があります。これは、"You Only Live Once"の略。直訳すると、「あなたは一度しか生きることはできない」つまり、「あなたの人生は一度きり」ということを意味します。

言葉だけ聞くと「まぁそうだよね」と思う訳ですが、実際に行動に落とし込むことは難しいですよね。でも、いや、だからこそ「実際に行動に移す人」にしか見えない景色が待っているというのも事実なのだと思います。

あと、このお話の中にあった「いつかやりたいこと」が日本人の場合は"定年後"であることが多いという部分はとても面白かったです。以前、アリババのCEOでもあるジャック・マー氏が「2021年は生きているだけで奇跡のような年だった」というような言葉を言っていました。本当にそうだと思います。

いくら平均寿命が伸びていても、果たしてそれが自分に当てはまるのか?何故当てはまると言えるのか?根拠はどこにもありません。

教職を辞めたこと、教育公務員を辞めたこと

私(たち)が教職を辞め、教育公務員を辞めてオランダに来たのは、まさに"YOLO"を強く意識していたからでした。「いつか」と思っていることがあるなら、それが何故「今」ではないのか?その問いに対して明確な答えを持つことができなかったのです。

一番引っかかっていたのは、私たちが「マイホーム」を建て、すでにローンを抱えていることだったように思います。注文住宅で建てた3年目の家を売ってオランダに移住することは、文字通り「大きな決断」でした。

でも、「いつか」と思っていることを妨げる障壁が本当に「ローン」なのか?99人が「そうだ」と言うことだったとしても、たった1人、自分が「そうだ」と100%クリアに思えないとしたら?「やっぱり(移住は)無理だ」と蓋をしようとしてしまうのはどうしてなのか?それにも「こたえ」が見つけられないのです。そこで、自分(たち)の心に本当の意味で正直になる必要がでてきました。そしてやっと"YOLO"を落とし込むことができました。

「いつか」は「やってこない」ことを受け止めてみよう

オランダで暮らし始めて3年目。オランダの教育現場でコネクションを作ってきたのは、「オランダの教育現場にとっても、日本の教育現場にとってもwin-winな関係」を作るためでした。

ただ、実際のところはこちらでコネクションを作ろうとしても「学校は忙しい」と断れれることも多いのです。どこの馬の骨かわからない日本人にわざわざ時間を割いて学校を見学させるほどオランダの学校現場は暇ではありません。けれど、私は私なりに教育に対するパッションを語り、どうにかwin-winな関係を作りたい私の熱い気持ちを伝えることで、失敗をしながら、時に理解されない経験をしながらここでコネクションを作り続けてきました。

私が大切にしたいのは「日本(私)だけにメリットがないこと」です。
持続可能な関係を築くこと、お互いの関係が"win-win"であること。これがとても大切です。

このパンデミックの中でぼんやりと考えていた「いつかはやってみたい」を夢物語で終わらせてはいけない。野本さんのVoicyを拝聴して、それを強く意識し始めました。「いつか」はやってこないかもしれないのだから。

教職員に絞って学校視察旅行を行います

ということで、教職員に絞ったオランダへの学校視察を実行へ移すことを決めました。上手く行くかはわかりません。でも、「やる」ということを最初に決めなければ、物事は前に進まない!!!
「やること」を決められない…そんな自分の一部を1つ解放したいのです。

まずは「やる」ということを決めること。
"learn by doing"の大切さを教えてくれたオランダ。
「先に決めちゃって、それから行動で完成系に近づけていけばいい」オランダに住む友人たちはそうやって私の背中を押してくれます。

すでに参加を希望されている方が何名かいらっしゃるのですが、もし教職員の方で興味がある方は、私のFBでその旨をお伝えください。小回りの効く視察にしたいので、クローズドの募集、人数も少なめで行う予定です。

一緒にこのツアーを完成させてくれる熱い人たちと、熱い気持ちで繋がりたいです!

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