親友からいただいた、personable パーソナブル、と言う 最高の形容詞。



遠くにいる、親しい人に 「私のいいところって何? どういうところが気に入ってるの?」 と 唐突に質問してみた。

単純に自分のことが 客観的に知りたかったから。


人は、自分という人間と、この世の他の誰よりも、一緒にいることが多いわけで、 自分のことが よく分かっているように 思っている。

実際、かなり、私も 自分を研究しているとは 思っているけれど、以外にわかってないのかも、と 最近思い出した。


そして、30年近く関わってきて、親しいと言える人に 客観的な意見を、聞いてみたわけだ。

彼が私の事を 好きなのかは、聞いたことがないからわからない。

でも、飽きずに、30年近く 電話してきてくれるから、多分、そういうことだろう。

唐突な質問に 相手は しばらく、考え込んでしまった。 「うーん、いろいろあるけれど。。。。」

と言いながら、いくつかの ありふれた 形容詞を 並べてくれた。

あまりに普通なので、 「もうちょっと、ないかな?」  と催促して、出てきた、形容詞。 すると、

『personable」

「え? 何? どういう意味?」


すると彼は、ゆっくりと、その意味を教えてくれた。 


「それはね、君は、目の前の人を とても、心地いい気分=comfortable にさせることができるってことだよ」

私が今まで 人からの、最上の褒め言葉を 頂いた、と思えた。


外見とか、能力とかを 褒められても、それは 外側から見た、私の外側のお話で、 嬉しいけれど、それまでのお話。

でも、自分の 内面の能力というか、私の本質に関わる 属性=attributes を、一言で 表現してくれたのには、心から、感動した。


こんな美しい言葉を 私にくれた親友。 それは、30年の歳月と ドラマを経ての、 心温まる 贈り物。

遠くから、私の事をよくわかってくれていて、愛してくれていて、許してくれていて、有難う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?