5年前、ハレアカラが見せてくれた 彼女の赤ちゃんが、やっと地上に生まれてきてくれた

昨日、日本に住んでいるお友達から、無事、男の子を出産したと言う 嬉しいメッセージが入った。

私も、涙、涙。

彼女がここまで 来るのに、かかった、膨大な時間と 努力と行動を 知っているが故に、心

から嬉しく感じるとともに、 私の人生ともシンクロする、魂の感動があった。


8年前に、マウイを訪れて、ハレアカラを見たとき、懐かしく感じた瞬間に ここに 移住して、ゲストハウスを建てようと思った。

その時は、NYに住んでいたので、早く、4ヶ月後の秋に、移住するために、そのとき住ん

でいたところ に 住んでくれる人を 探すため、ネットに広告を出した瞬間、日本からコン

タクトしてくれた人が 彼女だった。


それも、私が卒業した、ナチュラルグルメというベジタリアン系の 料理学校に行こうとしていると言うことで、私は彼女と運命を感じた。

そして、必ず、彼女も、将来、マウイの私のところを訪れることになる、と直感で思った。

 それから、2年後、無事に、マウイで土地を探し、私は、ゲストハウスを建てて、彼女は、マウイに やってきてくれた。

そのとき、ご縁が繋がって、彼女は、ハレアカラの頂上で、朝日を拝むことになる。


彼女は、朝日を見たとき、涙が溢れてきて、新しい生命がお腹に入るのを待っているのに、そ

れを自分自身が拒んでいた ということを感覚的に感じた、と言う。

 
彼女は20年も 生理がなく、生理を止めてまで、彼女の 潜在意識の中の 彼女が、頑なに女性性を 拒んでいた。

その時のこの、ハレアカラの写真は、胎盤の中に受精卵があるように 楕円形の玉が見える。

 帰国してから、ホメオパシーなどの、自然療法で3ヶ月で 生理も復帰した。

それから、今に至る5年間、自分の中の女性性を癒し、自分自身を許し、愛することを学び、

彼女は行動し、努力してきた。

恋愛で傷ついて、涙ながらに 電話してきてくれたことも、何度もあった。

 そして、時が満ちて、2020年、パートナーと出会い、結婚、出産と、それはそれは、ジェッ

トコースターのような勢いだった。


 彼女の喜びの報告を受けて、可愛い赤ちゃんの写真を見ながら、私の中の 潜在意識の中に

ある、何かが溶けていくような感覚にもなった。

私は本来赤ちゃんが怖いのだ。

よっぽど、何か、過去生か、親の意識か、わからないけれど、昔から 赤ちゃんを見ると 怖くなった。

小学生の4、5年までは、毎日、お腹が激痛になって、お腹を壊し、毎日、恐怖の連続だった。

この怖さは、家庭を持つ恐れとも 繋がっていて、なるべく触れたくない、見たくない領域なのだ。

家庭は、安全でない、危険である、という 潜在意識の中にある 感覚。

長くは、顕在意識には 上がってこないので、自分ではわからなかった。


もしかしたら、母が、最初の出産で、産まれた子が瞬間、死んでしまった、悲しみ、恐れが 

大きすぎて、次に宿った私に 影響していたのかもしれない。

 私が母のお腹にいる間に、父親の母が亡くなったり、とにかく、悲しみ、涙が生まれる環境に多かったせいなのか、よくわからない。

けれど、世の中には、赤ちゃんが 可愛いと思えなくて、怖くて仕方がない、私のような人間

もいるのだ。


彼女の赤ちゃんを見て、可愛いな、と思えて、そのあと、涙が止まらなくなった。


大きく、エネルギーの領域が 動いていると感じる瞬間。

皆が、見えない領域で繋がって 生きているということを 体感する瞬間。

これが、生きているということの喜び。

ハレアカラ山や、見えない領域で、守ってくれて、導いてくれている存在達に、心から、有難う。

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