米国初、有色人種の女性が、副大統領に選ばれた 歴史的瞬間に 涙が止まらない


やっと、史上初、大混乱を極めて、 投票日から、結果が出るまで、4日もかかった 大統領選挙が終わった。

私の住む、ハワイも、 やっと、 平安な空気が流れ始めた。  民主党支持、共和党支持、どちらであっても、大変な ストレスと 心理的不安を抱えながら、過ごした、ここ数ヶ月。 そして、迎えた選挙日。  


集合意識の中で、ものすごい、プレッシャーがあったことを、肌感覚で 感じていたので、 選挙が終わって、やっと、ホッと安堵した 感覚は、 誰もが感じていることだと思う。

ハワイ州は、 NY 州、カリフォルニア州とならんで、圧倒的に 民主党が 強い州である。やっと、民主党が勝って、ホッとした人たちも 多い事だろう。


昨日から、いつもの、平和な ハワイの空気感を感じている。


4年前に トランプ大統領が 当選した時の、 アメリカ人の精神的、ショックは 凄まじかった。


そして、今回、民主党が勝ち、 NYの友人と話したところ、 オバマ大統領が 当選した時のような こちらはお祭り騒ぎだよ、という。


私にとっては、今回の選挙で、 涙が止まらないくらい 感動しているのは、 アメリカ史上初の、有色人種、それも、南インド出身の移民の母(生物学者)、ジャマイカ出身、アフロアメリカ系  の父親(経済学者)を持つ、 女性が 副大統領に 就任することになった事だ。 


カマラハリス。(カマラ、は サンスクリット語で 蓮の花を意味する) 彼女が、1964年カリフォルニア州 オークランドで彼女が生まれた頃、 米国の 有色人種の女性には 選挙権さえなかったのだ。 

ルーサーキング牧師を中心とした 公民権運動で、選挙権が 黒人に与えられたのが、1965年。
 


米国の女性へ選挙権が 与えられた歴史も、まず、白人女性に1920、その次に ネイティブ・アメリカ系、 中国系、というように、 段階があった。 最後が、黒人、ラテン系となったわけだ。


社会の構造の中で、 一番 底辺にいたのは、有色人種の女性  であったのは、歴史的にも、明らかで、今回の選挙で、 そのダブル マイノリテイ の女性が、 初めて、副大統領に選ばれたわけだ。  

副大統領への チャンスを、アメリカという国が 一人の有色人種の女性に与えたというのは、 誠に、民主主義が この国にまだ、機能していることを、見せてくれた 希望だと思う。


この歴史的選挙を、私は 感動の涙 をもって、忘れないし、この選挙を、テレビを見ながら、見守った、多くの、移民の、有色人種の、子供たちが 自分たちの将来に、光を見ることができた事が、 何より感動である。


実際、多くの若者、女性たちが、涙して、勝利を喜んでいたのが 印象的だ。カラマハリスのように、品格があって、 魅力的で、才媛である人物を、画面で見ていると、ホッとする。  安心感がある。

米国は、もともと、ヨーロッパからの移民 によって 成り立って来た国である。故に、移民を排除するという 行為は、国の成り立ちから矛盾する。元々の住民は。 ネイテイブアメリカン、しかいなかったわけだから。


そして、白人が 過半数以上の現在の人口から、あと、20年もすれば、 黒人 ヒスパニック、アジア系といった、 有色人種が 過半数を超える マジョリテイに 移行していく。

これから、4年後、カラマハリスが 米国史上初の、女性、有色人種大統領になる 可能性も出て来た 今、これから、

さらに、アジア系、ラテン系の 大統領が 誕生する 可能性のある 米国の将来に、私は 希望の光を見ている。


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