加藤 直子 / 編集者 │ Nyle Inc.

音楽系の書籍や月刊誌、Webメディアの編集部を経て、現在はナイル株式会社でコンテンツデ…

加藤 直子 / 編集者 │ Nyle Inc.

音楽系の書籍や月刊誌、Webメディアの編集部を経て、現在はナイル株式会社でコンテンツディレクター/編集者をやっています。

最近の記事

血の通った言葉の圧倒的な説得力には正直勝てない

私の周りには音楽を作る人、音楽の情報を発信する人、ひたすら音楽が好きな人が多い。 ひたすら音楽が好きな人はもちろん知識が豊富で、好きなアーティストや作品について熱く語っているのを聞いていると、職業柄なのか、「ちゃんと文字にしたらいいのに」と思うので、そう伝えます。 すると「いや、書くのは苦手だから」と、大体の人が言う。 これは本当にもったいないなぁと。 まぁ書きたくない人に無理に書かせる必要はないのですが、超ぶっちゃけてしまうと、取り立てて愛があるわけではないorそんなに

    • 編集者が何をしているのか知られてなくて悲しい…「コンテンツ編集」ってどういう仕事?

      「編集者」という言葉の認知度はそれなりにあると思うのですが、実際にどういう業務内容なのかを知っている人は意外に少ないみたいですね。 ここでいう編集者は、私の職業である「雑誌/Webの編集者」のこと。なんとなく「記事を作っている人」というのはわかるものの、具体的に何をやっている人なのかはわからない…みたいな存在なのかも。 そこで、同業者の方にとっては退屈だと思いますし、自分でもこんなこと書いて意味あるのかなと思っているのですが…今後「どういう仕事なんですか?」と聞かれたとき

      • おもしろい記事はいらない!? デジタルマーケティングにおける編集者の在り方

        「おもしろい記事は、ぶっちゃけいらないんですよね」 とあるお客さんから、今の会社で働くようになって間もなく言われたこと。そこそこ長く編集者という立場でさまざまな記事を作ってきましたが、こんなことは初めてでした。まさに青天の霹靂。 編集者とはおもしろい記事(読者の興味を惹く記事)を作ってナンボだと思い込んでいた私は、絶句とはこれいかに、みたいなリアクションをしてしまったのですが、記事を作る目的がSEOであったことを考えれば、極論とはいえ、おっしゃっていたことに納得はいきます

      血の通った言葉の圧倒的な説得力には正直勝てない