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再びフィールド・オブ・ドリームス

3年ほど前にこの映画について書いたのですが、8月11日に
BSで放映されて、また観ることが出来ました。

やっぱりいい‼️
何度観ても胸に迫ります。

私の持っているDVDにメイキングが収録されています。改めて見て、この映画が出来るまでの経過が分かります。

監督のロビンソンが自ら原作の小説から7年かけて脚本をたち上げ、映画化の企画をあちこちに持ちこむも実現せず、自分で監督することに。

配役もケビン・コスナーに脚本を送ってOKを得ることから始まる。
 
原作者との交渉。
撮影の場となる農場探し。
とうもろこしの種蒔きから始める農場と野球場作り。

撮影現場の日程や天候の日々に、監督は心身共に擦り減って何度も逃げ出したくなったと語る。

野球の経験のない俳優には
本当の野球人が指導に当たった。 

完成した映画の紹介やポスターに問題が起きる。

野球の話がベースの映画だけれど、野球映画ではなく、夢を信じる勇気を見出していく愛の力を描いている映画。

魂の、死者が蘇る話なので、映画のポスターも上映する国によって違う。
フランスはアンチ野球なので
ソフトに。イギリスはOK。

監督は日本のポスターに驚いたと言う。

「亡き父との遭遇…と」話の結論まで表示してしいると。 
だが、東洋は魂のよみがえりを信じる国だからと納得したと。

この映画はヒットしてアカデミー賞や脚本賞にノミネートされました。

「それを作れば、彼がくる」
と言う、不思議な声を聞くところから、映画が始まる。

これはラストシーン近く。
左に亡き父が若い姿で現れ、
家族を紹介するところ。 

そしてラストシーンは、
とうもろこし畑に作った野球場が夜空に照らされ、近隣の人達の車が列をなしてライトがキラキラと輝やき続けています。

夢、心の声を信じること。
見に沁みる映画です。

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