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海外営業マンが語る神道のロマン 第四回 神棚について

おうちに神棚、ありますか?パツキンが神棚を語っちゃうって…信用できないわ!なーんて言わずに聞いてください。こんなダメな私でも家にも会社にも神棚、あります。

最初は、百均で買ってきた棚を高いところに画びょうで止めただけの…まぁ「板」の上にお札を並べていました。いや、ファンシーな棚ならなおいいでしょうけど、これもぶっちゃけ高いところに設置する「棚」でいいんですよ。神棚がどうしても置けない場合は、タンスの上でもいいかもしれません。

そう、「南向き」と「高いところ」がキーワードです。太陽が昇って沈む方向、そう、南!なのです。それから、神様を見下ろすとか同じ目線とかないんです。あくまでも自分の目線より上に設置です!

最近知り合いが榊(さかき)を神棚の両サイドに飾ってて、なんかカッコいいなと思いつつ、まだ購入まで至っていない始末ですが、近々私も榊デビューをしたいなと思ってたりして(笑)。

南に向かってお札をお祀りするので、家の北側に設置する感じです。お札はお祀りのしかたが決まっています。上の写真、見てください。東京神社庁のサイトから拝借しました。

真ん中が「天照大御神」のお札。神宮大麻(じんぐうたいま)ともいいます。これは本来伊勢神宮にお詣りして頂くものなのですが、基本的にどの神社でも譲ってくれます。一部扱っていないという神社もあります(弊社の氏神様は扱ってませんでしたので、会社の分も自宅の氏神様で頂いてきました)。

向かって右が氏神様のお札。そして、左が崇敬神社のお札になります。私もいろいろな崇敬神社にお参りに行っているので、左側だけものすごい量のお札になってます。

ちなみに毎年節分前に佐野厄除大社にお祓いに行っているのですが、この際戴いたお札も左側に置いています。佐野厄除大社は仏閣なので本来であれば神棚はどうなんだろう?と思いましたが、大丈夫。前も言いましたけど、神様はケンカしないんですよ、仏さまといえども。

ということで、現在私の神棚の左側には、出雲大社、大神神社、そしてなぜか佐野厄除大社のお札がお祀りされています。

年に一度、まぁ正月には新しいお札を戴いてきましょう。古いお札は神社にお返ししましょう。本来であれば崇敬神社のお札も、お詣りして1年経ったら再度お詣りしてお返しするべきなのですが、なかなか出雲とか奈良とか行けないので、氏神様にお預けしている私です。

お祀りするだけで満足しちゃうでしょ?私もそうかも。でも、イベントがあったり、勝負の日などは挨拶してますね。二礼二拍手一礼、神社の時と同じです。あ、神社のお詣りのしかたは、次回以降で!汗。

神棚はきれいにしましょうね。お供えをするのが礼儀ですが…私はお水だけお供えしています。ホコリが溜まりやすいのでなるべく水拭きをしてください。って、最近私もしてないな…汗。

ちなみに海外に住まれている日本人の方へ。海外には「我が家の土地を鎮めてくれる」氏神様はいらっしゃらないそうです。そう、日本の神様だから。私も、海外赴任をする予定だったときにお師匠様に相談したところ、「神棚」に守って頂くしかないとのことでした。天照さま、直近までに住んでいた氏神様のお札をきちんと南向きにお祀りするように、とのことでした。

と、また話が長くなるので今日はここまで。私の書いている神道へのロマンはあくまでもライトな神道へのアプローチなので、正式に言うといろいろとゆるすぎる!ってお話もあるかもしれません。が、ここは八百万の神に免じて許してください!笑。


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