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どこに移住しても、今までのキャリアやスキルを無駄にしない方法

はじめまして。いそべなおこと申します。

※本記事、1週間前に投稿済みのものと同じなのですが、間違えて削除してしまったために同じ内容を再投稿です…!note初心者のため、申し訳ないです。すでに「スキ」をしてくれた皆様、本当に本当にごめんなさい。再度「スキ」してくださると、とっても嬉しいです!

2019年12月よりオーストラリアのブリスベンに移住し、現在は、日本企業にて、翻訳・PPT資料作成・記事ライティングなどにテレワーカーとして携わる傍ら、翻訳フリーランスとしてもお仕事をし、gamerのパートナーとdoggyな愛猫と楽しく生活しています。

2020年2月からテレワーカーとしてのお仕事を始め、翻訳フリーランスのお仕事一本だったころに比べて、在宅のお仕事をする時間がかなり増えました(新型コロナウイルスの影響ももちろんありますが…)。そんな中で、「海外テレワーク生活」について考えるようになりました。日本にいた時には想像もしていなかった、海外テレワーク生活について、ときどき、ためになる情報を共有しながら、気ままにつづっていきます。

普段あまり自分のことを発信しないタイプなので、どきどきしてます…コメントなどあればお気軽にお願いします:)

1.なぜオーストラリアで、日本企業へのテレワーク勤務を始めたのか

「なんでオーストラリアに移住して、日本企業に勤務してるん?」

こんな質問を日本の友人や元同僚からよくもらいます。いろいろな理由はあるのですが、私はいつもこう答えます。

「日本での経験やスキルを活かした仕事をしたいから」

オーストラリアに移住するまでは、東京にある大手金融会社に3年ほど、法人営業として勤務していました。当時は、アポ取りからメールや電話のやり取り、資料作成(英語&日本語)、セミナー開催、など、上場企業様や外資系企業様、大使館のお客様まで、顧客管理して成約、導入後のケアを担当。そこでの顧客対応や案件管理の業務を通して、多くの経験を積むことができました。 すごーく大好きな会社で、同僚、上司、お客さまに恵まれ、ここで今後キャリアアップしていくぞ!と仕事に没頭していた時に、数年遠距離恋愛をしていたオーストラリアのパートナーとともに住むことが決まり、無念ながらも退職。オーストラリアのここブリスベンに移住してきました。

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日本の前職での経験を活かした仕事をしたい。そう思って移住したのですが、実際に移住してみるとなかなか自分の思うような仕事が見つからない・・・。語学や翻訳のスキルを活かして、翻訳フリーランスとして活動をしつつ、同時に、現地のホテルで接客の仕事も始めました。 ただ、接客のお仕事は、お仕事していても「何か物足りない」「今までのスキルや経験は無駄になってしまうんかな」・・・。そんな気持ちばかりが募っていました。フリーランスのお仕事もまだ始めたばかりということもあり、自分の費やす時間と労力に見合う報酬をいただけない、というやるせなさも感じていました。

そんな時、新型コロナウィルスによる影響で、オーストラリアのホテルは強制シャットダウン、お仕事の勤務日数が激減。 そこで、前職での経験やキャリアが活かせる、テレワーク専門の現在の会社でお仕事を開始。当初は翻訳業務のみに携わるつもりでしたが、今はPowerPointやExcelでの資料作成、英語によるデスクリサーチ等、コンシェルジュ部門で幅広いオンライン事務業務に対応しています。

2.海外移住したら、テレワーク契約をおすすめする3つの理由

私は、海外移住したのであれば、テレワーカー契約をするべき!と思っています。これはあくまでも私のように事情があって海外に長期滞在をすることになった場合です。語学向上や現地の生活を楽しむことを目的に短期滞在されている場合は、思い切り満喫した方が絶対絶対いいです!

なぜ海外で日本企業のテレワーカーをした方がいいのか?理由としては…

(1)キャリア:自身のスキルや経験を活かせる機会がたくさんある
(2)柔軟な勤務スタイル:副業として収入源を増やせる+いざという時も働ける
(3)情報へのアンテナ:日本の経済や社会の動向がタイムリーでわかる

(1)キャリア:日本でのスキルや経験を活かせる機会がたくさんある

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「どんなキャリアを築いていきたいか」これはもちろん、人によりさまざまなので一概には言えませんが、せっかく日本で培ったスキルや、築き上げたキャリアを、一身上の都合による海外移住を理由に無駄にしてしまう方々を、私は多く見てきました。私からするととってももったいない!もちろん、現地で就職すれば活かせる仕事もたくさんありますが、移住してすぐの就職活動はそうもうまくいかないのが現状です。

実際、日本人の1年ほどの海外滞在者の多くが「飲食店などでの調理・接客・給仕」や決められたプログラムの「教員・教育関連」で勤務することが多いと、アンケート調査結果より分かります(*1)。ビザや滞在条件の縛りもありますが、私もその二つの職種が海外滞在の日本人にとってスタンダードな職業のイメージがあります。

どちらも素敵な仕事で、英語力向上には最適なお仕事です。ただ、海外移住した場合の、現地での職種の選択肢が非常に少ないことが、私はとてももったいないなあと感じます。海外でのキャリアの構築には時間もかかります。そのうえ、私の住むオーストラリアでは滞在ビザの関係で、正規社員として勤務できるまでも時間がかかります。

一方、テレワークなら、そんな状況でもオンラインを通して自分のスキルを使える業務を受けることができます。「仕事スキルは筋トレと同じで、継続が大切」。ブランクをつくらないためにも、せっかくここまでテクノロジーが発達しているのですから、うまく使わないのはもったいない!
特に私の働く会社では、スキルアップの機会を与えてくれます。
仕事は取りに行くもの。成果に応じて仕事も増える。
この社風が自分にとって良きプレッシャーであり、仕事のモチベーションでもあります。この会社では、今後さらに様々な領域のお仕事の可能性があるので、自分自身のキャリアやスキルの幅を広げたいと思い、最近ではホームページ制作などのWebの勉強も始めたところです。

(2)柔軟な勤務スタイル:副業としても働けて収入源を増やせる+いざという時も働ける

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副業(いわゆるSide hustle!)は、海外では日本よりも一般的です。フリーランサーサイトで本業以外のスキルや趣味を生かしたり、Uberなど余った時間を有効に使う人々が増えています(*2)。オンラインコミュニケーションの発達により、「どこにいてもいつでも連絡を取れる」という便利さを最大限に使い、収入源を増やしています。日本でも規制緩和により、少しずつ副業人口が増えていますね。

テレワーカーも副業としての選択肢の一つです。自分の生活スタイルに合わせて、自分が働きたい時だけお仕事を引き受けるのもあり。ちょっとした空き時間にお仕事をするのもあり。本業が忙しいときや、育児や家事で時間がないときは、お休みできます。

特に新型コロナウイルスの影響の中で、皆さんも痛感されたのではないでしょうか?「いざという時も家で働ける」という大切さ。前述したように、私自身も新型コロナウイルスの影響で、現地ホテルでのシフトがまーったく無くなりました。そんな状況の前に、今の会社に出会っていたのは私にとって、非常にラッキー。多くの海外からの滞在者が仕事を失くし母国に帰ってしまう中で、私は在宅で仕事をできたことは、生活の支えとしてももちろんですし、何か常にしてないと落ち着かないタイプの私が、在宅で気が狂いそうになる中で自分のメンタルヘルスを支えてくれたように思います。

新型コロナウイルスの影響に関わらず、自分の生活スタイルに合わせて、好きな時間に、好きなだけ働けるテレワークを、副業として持っておくのは、海外にいてもどこにいてもできること。いつでも使える武器を持っておくと何かと安心ですよね。

(3)物事へのアンテナ:日本の経済や社会の動向に敏感になれる

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海外に住んでいると、日本の社会の動向やニュースに疎くなってしまう…。そう思っている方も多いのではないでしょうか?
テレワークは、「日本のトレンドや社会の動向」に敏感にしてくれる、と私は感じています。

オーストラリアのニュースや新聞も読むのですが、日本人として日本で起こっていることや今後起こりそうなことを知っておくのは、大切なこと。でも、情報が多すぎるし、自分から情報を取りに行くのはなかなかめんどくさい。私はLINE Newsしか見てません…。

私は、日本のトレンドの先を行き、広告やブランディング等の法人提案をされている、大手企業様のコンシェルジュチームとして、提案資料のブラッシュアップや、海外HPリサーチを行うことをメインにお仕事をしています。その中で、「今日本ではこんなことが起こっているのか」「これからこれが流行りそう」「ほかの国では同じ物事がこんな視点で見られているのか」などなど、日々、発見と学びがあります。お仕事の中で学べるなんてすごいラッキーだし、これも、日本企業にテレワーカーとして働いているからだからこそ、だと思います。


こんな理由で私はテレワークを周囲にお勧めしています。でも、私もこの海外テレワーカーの良さに気づいたのは、始めてからしばらくしてから。始める前は、そんなメリットがあるとは想像もしていませんでした。人によって、合う合わないもあると思いますし、「どんなキャリアを築きたいか」「どんなライフスタイルを送りたいか」は人によってさまざまです。ただ、私はやってみてよかった!と思っているので、一つの意見としてみていただき、一度気軽な気持ちで試してみるきっかけになれば、と思います。

初回なので長々となりましたが、今後は、もうすこしコンパクトに、こんな感じで、「海外テレワーク生活」について気ままにつづっていきます。ご意見やご質問があればいつでもご連絡ください!私の働く会社についても、ご興味あればいつでもお伝えします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

*1:Global ACE ,海外就業体験が若年層の職業能力開発・キャリア形成に及ぼす影響・効果に関する調査研究 平成25年版, 2014年3月, https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2014/06/globalace.pdf

*2:BUSINESS INSIDER, 13 people reveal how much money they have made from their side hustles, 2018年11月4日, https://www.businessinsider.com.au/how-much-money-can-make-from-side-hustle-2018-12?r=US&IR=T

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