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誕生日のお祝い。

3年目は濃すぎて何から書けばいいのかわからないですね。


でもまぁブレイクスルーのきっかけになったお客様の話は外せないでしょう!

何回も出てきます(笑)





生命保険の外交員が個人事業主だという話を前に書きましたが、つまり全ての経費は自費だということです。

外回りに向かう交通費やお客様宛の郵送物の切手代(もちろん返信用も)をはじめ、手土産、社長就任時などに贈るお花、名刺、資料をお渡しするためのファイルやホチキスの芯まで全て自分で賄わなくてはいけません。
私の部署では5年目あたりからコピー代も毎月払っていました。

(だから皆さん!できれば書類はなくさないでくれると助かります。笑)


というわけで新人は(私は最後までそうでしたが)初期投資がかかるんですよね。
きちんと計算をしたことはないですがほとんどの人は赤字と思ってもらって構わないです。



そして生命保険は人生に寄り添う仕事なので、お誕生日のお祝いをすることも仕事のうちです。
当然お祝いも自費です。

とはいえ新人のうちは一定のプロセスや成績を達成すると会社からお客様にお渡しする用の自社キャラクターがプリントされたファイルやポケットティッシュ、ボールペンなどの支援物資がもらえます。

また、お客様の誕生日が近づくとお祝いのテンプレートが書かれたメッセージカードが配布される仕組みもあり(登録制で2年目までは無料、その後は有料)お金のない私はそういったものをフル活用してやりくりしていました。


しかしブレイクスルーのきっかけになった学資保険のお客様には、初めて迎えるお子さんのお誕生日のためにプレゼントを買いに行きました。

先輩に相談してアイテムは靴下に。

大丸のベビーグッズ売り場で悩んで悩んで選んだミキハウスの3点セット。


初めて渡すオリジナルのプレゼントにドキドキしていたのですが「靴下何足あっても助かるよ〜」とのお言葉をもらってとても喜んだのがついこないだのようです。


まるで生まれたばかりの雛鳥が初めて見たものを親だと思ってついて回るように、私はそのお客様になつきました。

その後もお客様はご自身の契約など、複数お手続きをしてくださったので
こうなったらもう特別扱いですね(笑)



しばらく経ったある日の夜。
夕方の訪問が終わり帰ろうと思っていたところ、そのお客様と仲の良いお客様が二人で帰っていくのを見かけました。


「これは飲みに行くんだな…」

名探偵まるちゃんここに誕生です。
鼻がきくのかこのあとからめちゃくちゃ人が飲みに行くのを敏感に察知するようになります(笑)



翌日。
「昨日飲みにいきましたね!今度私も一緒に行きたいです!」
とおねだりをしました。

ここまでは2年目の話ですね。



決算が終わって年度が変わった4月。

初めて3人で飲みに行くことができました。

なつきながらもそこまで毎日たくさん話はできないので彼氏はいるのかと聞かれた記憶があります(笑)

それで当時お付き合いしていた人の愚痴を言ったら怒られた記憶も(笑)

まぁ、なんだかんだ楽しい会でした。


そして、その翌週はお客様の誕生日がありました。

(お客様の誕生日もお祝いしたいな)


一緒に飲んだ別のお客様とこっそり打ち合わせし、
翌週の飲み会の日程を調整。

仕事の合間に百貨店を回り、プレゼントも用意しました。




さて、お祝いはうまくいくでしょうか?


もしサポートいただけたら生保業界事情のご質問にお答えしますのでご記載をお願いします。