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営業的「人は見かけによらぬもの」

断捨離中にまた思い出の品が出てきました。

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以前、大好きなお客様の誕生日をお祝いしたと書きましたが​


そのお客様達と初めてご飯行ったときに箸袋でカエルを作って遊んでいたのです。

そのカエルがこちら。

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もう誰がどれを作ったのかは忘れてしまいましたが初めて作るカエルにはしゃいで飛ばしまくって、ご飯に行けたことも嬉しくて大事に持って帰ったことはよく覚えています。

子供か!

いや、子供でしたね。



誕生日のお祝い後、より仲が深まった3人ですがここにもう一人メンバーが加わります。

厳密にいえば私が加わった形になるのですが。


誕生日のお祝いをした方がAさん、もう一人の方がBさんだとして

この方はCさんにします。

Aさんがセンスのいいボケ、Bさんは人のいいいじられならば

Cさんは的確なツッコミでしょうか。

3人ともお子さんがいらっしゃるのですが唯一Cさんだけがお父さんのような

包容力を感じます(褒めてますよ)。

この時まではほとんどお話したことがありませんでしたね。


AさんとBさんはずいぶん前から自他ともに認める仲の良さで私はラブラブなんてちゃかしていますが

Cさんが転勤してきて飲みに誘ったら意気投合。

仲良しトリオになったそうです。


私「今度Cさんとも飲んでみたいです!」

Bさん「じゃあ今度飲むタイミングでついてきなよ」


こう言われてから毎日の夕訪中に万引きGメンの如く目を光らせて3人の様子を伺っていました(怖)


この3人に限らず飲みに行く雰囲気ってよく見ていたらわかるんです。

同じ時間に席を立つのもそうですが、仕事中でも一緒に喫煙室から出てくるなんて確定です(笑)


3人がパラパラと身支度をして出て行くのを見て

私も何となくほかの社員さんとの雑談を調整し一緒にエレベーターに乗ります。

それから一緒に話しながら歩きました。

でも、肝心なことが言えない。

先ほども書きましたが、Cさんとはほとんど話したことがありません。

いつもの勢いはどこへやら、一緒に行きたいが口から出ない。

お二人も、誘ってくれません。

どうしよう。



完全にタイミングを失ってしまい、お店の前につきました。

「え、あ、私こっちなので。また明日です~。」

そう言って去ろうとしたところ

Bさん「あ、俺タバコないわ、買ってから行くから先入ってて。」

と一緒にお店から離れました。


近くのコンビニで。

「なんで誘ってくれないんですか!」

「いや、予定あるのかなと思って」

「ばっちり空いてますよ!」

「来たいなら来たいって言えばいいじゃん」

どうやらこの会は挙手制らしい。

「でも行っていいのか…」

「大丈夫じゃない?来たいんでしょ?」

「行きたいです!!!」

「はい。じゃあ行こう」


こんな会話をしてお店に戻りました。

「ほんとに大丈夫かなぁ」

それでもお店の階段を上りながらウジウジ。

「大丈夫だから、早くいくよ!」

「待ってぇ~」


入店。


A「あれ、帰るんじゃなかったの(ニヤニヤ)」

私「だってー!誘ってくれないから!」

B「はいはい早く座りなさい」

私「はい。失礼します(ちょこん)」


そこからはもうフッツーの飲みの席でした。

確かCさんからは

年齢や出身などの基本的なパーソナルデータから

「いつもこうやってお客様と飲んでるの?」

なども聞かれた気もします。

私も単身赴任でこちらにこられたと聞いて遠く離れたご家族の話をお伺いしました。

また3人ともお嬢さんがいるのでいつまで娘とお風呂に入れるかという話をしたのを覚えています。


なんとなくCさんは社内ではあまり話しかけてほしくないオーラが出ているような気がしてたので話しかけてなかったのですが

終盤には

「嫁が決めていて俺に決定権がないから邪魔しちゃ悪いと思って。

でもうちの社内であんなに皆まるちゃんまるちゃんって、まるちゃんワールドを作り上げてすごいと思ってるよ。」

とのお言葉までいただいてしまいました。


営業や接客業の方は特に共感してくださると思うのですが

ちょっと気難しそうだなと思う方ほど仲良くなると

すっごいいい人だった、ってこと多くないですか?

そして初回からにこにこしてくださる方ほどご契約はあまりしなかったり(笑)


Cさんは前者のうちの一人でしたね。


でも仕事に熱く、一本気のあるCさんは優しくもあり、厳しい一面もありました。

大変勉強になり、あの時飛び込んでよかったなと思っています。


さて、次回は4人の思い出話です。

もしサポートいただけたら生保業界事情のご質問にお答えしますのでご記載をお願いします。