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聴音 〜 音を聴き、書くということ。

聴音は、
メロディーを聴いたり覚えたりするのは右脳だけれど、
拍を揺るがずにカウントするのは左脳、
拍節感は腰から下の体感。
それら全てが進行している中で書くという、
複数の事をする作業が音楽演奏に役立ち、
音をとる為というよりも
その複数の脳回路を同時に働かせる事に
慣れる為にするものです🌱

横のメロディーだけを追う(感情的)に偏らず、
何が起ころうとカウントは続ける能力は理性力となり、
理性を持ちつつも流れる旋律を追うのは情緒力となり、
その上で拍節感を体感へ落とし込み
カウントの必要も無くなって来るとグラウンディング力になり、
書くというのはそれらの見えない今の瞬間をこの世界に現実的に立ち上げ、物質に落とし込む力となり、
という、実は普段の生活にも役立ってくる脳回路😊

その意識を持ちながら聴音をすると、
頭だけで聴いて書きとる聴音訓練とは
異なって来ます。
目に見えない細やかな積み重ね、聴き方、感じ方が、
演奏や生きる事に直接に役立つ聴音になり。

複数旋律の聴音や和声聴音をする事や、
音楽を演奏する、アンサンブルをするという事は、
音を聴く能力だけでなく、実は
ノイズキャンセリングの能力もつく事。
聴くべき音と、薄く聴く音、聴かない音、
それらを脳が分けてくれる様になります。

世界というのは音だらけ。
実は雑音だらけでもあり(笑)😊

全てを聴いていたら生きられないので、
人は自然にミュートにしたり、ある音に集中したり、しているもの。。
そのフォーカスをより良くしたり、
良いものに耳を置いてゆくのも、聴く力の一部。
逆に、実は聴いているけれど
意識に上っていない音を聴く事も、
音を認識する力です。


そして、音になっていない音、
周波数や波動を聴く事は、
音楽の始まり。芸術の始まり。。😌🌿✨

世界は全て周波数。
石にも、木にも、想いや思考にも、
周波数(波動)があるのは科学でも解っている事であり、、

音楽は、それらをこの地球上の時間の中で、
聴こえる形に整えたもの💞😌

この電気信号も周波数ですよね。😌
だから、私たちはキノコや植物とも、動物とも、物体とも、
その周波数を受け合っていて。。😌💞
言葉ではない、周波数や波動のコミュニケーション。
そして、それが芸術作品。

例えば、お花の音にDes durが使われる事は本当によくあるのですが、
それは昔からの音楽作品の習慣なのではなく、
お花の周波数がそれであるからで。。😌🌼
私の中では、今現在、咲き笑い、揺れる桜の周波数と全く同じです😌🌸♡

そして、ピュアな女の子が纏う空気でもあり。。
ショパンの恋心、愛しい想いが咲く音。
それを毎日練習しながら、感じています。🥰



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早川 奈穂子フォルテピアノリサイタル
〜プレイエルとショパンの物語 vol.2〜
1845年製プレイエル使用

2022年6月7日(火) 19:00
兵庫県立芸術文化センター 小ホール



 

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