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パリの舞台は今。

先の見えないCOVID19禍、すでに報道が出ているようにパリは先日から夜9時には帰宅しなければならない外出制限がかかっています。(翌日朝6時まで外出不可)
そんな状況ですが、ダンス公演は開演時間を早めるなどしながら、再開されつつあります。

今では日本公演より海外が圧倒的に多くなった伊藤郁女(いとう・かおり)さんがパリ在住の役者笈田ヨシ(おいだ・よし)さんと29~11月1日まで『Le Tambour de soie(綾の鼓)』を上演するそう。
(三島由紀夫の『近代能楽集』より)

笈田ヨシさんは個人的には『春琴』が印象に残っています。
伊藤郁女さんは10代の頃STスポットで踊った『こんぺいとう』が当時の本当に細くて、よく動く身体と相まってイメージのベースになっています。もちろんその後母になられたり、環境の変化もあり、表現も動きもダンスへのアプローチも変わっているのですけれど、最初の強烈な印象はなかなか消えない部分もあります。

気になる舞台ですが、この状況で初めてパリが遠く感じられます。
公演の成功を祈りつつ‥。




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