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変わったお茶。~その26~

お茶シリーズ、色々飲んでいながらこちらに書けていませんでした。
今回ご紹介するのは、12月のロンドンで購入したお茶。

Whittardのコヴェント・ガーデン・ティー。

最近このカードを差し込めるタイプのパッケージが英国は多かった印象。ハロッズも同様でした。

店頭でスミレの香りのお茶を尋ねるとそれはないけれど、そういうのが好きならこれも好きだと思うとおススメいただきました。

購入した店舗がコヴェント・ガーデン店でもありましたし、お茶のいわれにも興味があって購入してみました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、コヴェント・ガーデン・マーケットは元々お野菜や果物、花の市場でした。
バレエ・リュスのカルサヴィナは初めて英国に行った時に、こんな「キャベツの山の隣の劇場」と後に回想しています。

そんなコヴェント・ガーデンの花市へのオマージュを込めたのがこの紅茶。スムースな味わいのセイロン茶をベースに紅花、マリーゴールド、ブルーの矢車菊、そして少しだけアプリコットも香る晴れやかな気分になるお茶です。
これは断然ストレートがお勧め。
まだ試していませんが、アイスにしても美味しそうです。爽やかな印象になりそう。

日本で手に入るものではトワイニングのレディグレイに似ているところがありますが、あちらよりより華やかでフルーツ感も楽しめるお茶。

急に初夏のような陽気が続くようになって手が伸びることが増えたお茶です。(真夏でも熱いお茶を飲むので、今はまだ熱いものを飲んでいます。)

今回たまたま立ちよったWhittardですが、実は1886年創業と長い歴史をもっています。
今回は荷物を考えて少し抑え気味にしましたが、ホットチョコレートのフレークやハーブティーなども本当に欲しいものが沢山でした。

ついついフォトナム・アンド・メースンのお紅茶を偏愛しがちなのですが、こちらにも楽しく手美味しいお茶が沢山で、また色々試してみたいなと思っています。

ちなみに12月の時点で店頭では試飲もできました。
こちらのコヴェント・ガーデン・ティーはできなかったのですが買って大正解のお茶でした。またリピートしたい味です。

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