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予期不安と信じてあげること

89才の伯母は去年伯父を老衰で亡くしてから一戸建てで1人で住んでいる。昨日電話をしたら、いまセコムを利用しているのだけど、間違えてボタンを押してしまいアラームが鳴る中をお隣さんが様子を見に来てくれたらしい。良かった。伯母は幼稚園の先生をして、幼稚園の先生を養成学校で講師をして、理事までしたなかなか立派な人なのだ。子供はいないので私と兄、従兄弟たちを子供のように可愛がってくれている。携帯も持ってメールもしてくれる。定年後はお友達と海外旅行にも行ったり自然が好きなので歩く会にも参加してあちこち出かけていた。その伯母は今は内臓は丈夫で頭もしっかりしてるが足が弱くなってしまい杖をついて外出しておりタクシーを使うことも多い。

今は要支援1になりいいケアマネさんがついているおかげで買い物、掃除、食事の宅配を頼んでなんとか一人暮らしをしているのは私から見るとすごい!と感心する。クリスチャンなので日曜日はイースター礼拝に参加して楽しかったと言っていた。この伯母のことが昨日急にいろいろ心配になり落ち着かなくなった。お墓は70代の伯母夫婦と連盟のお墓に伯父が去年入っているので亡くなったらそこに入る予定だ。伯父のお葬式は父と母を見送る手続きを全部やった兄夫婦が取り仕切ってやってくれた。私はみきの世話があり参列できなかったが、伯母に伯父との思い出を書いた手紙を送ったらとても喜んでもらえた。これから少しずつ歳を重ねていくのを私はどのようにサポートしていけばいいのか。伯母は夫と仲良くやってね、というのをいつも心配してくれた。最近は私も家事も何とかできるようになって、夫は嬉しそうだ。私も自分のご機嫌は自分で取れるように毎日工夫している。

私のメンタルの状況が悪くなると急に不安がどんどん大きくなって苦しくなる時がありそういう時には友達や親戚の伯母さんに話を聞いてもらうことがある。カウンセリングを受けるとそれは予期不安と言ってネガティブな承認欲求が強くなってしまう時になるとのこと。昨日私が電話をかけて心配が大きくなり、それを伯母が気にして朝、あまり心配しないでね、というメールを送ってきてくれてホッとした。心配しないでねという伯母を信じてあげることが大事ですよ、とカウンセラーさんに言われて伯母を信じてあげることの練習をしないとなと思った。そして取り越し苦労をしないことも心の健康には大切だと別の伯母からも言われている。まだみきのことも泣いちゃいけない、と思うのではなく自然に任せてふと涙が出てもいいんですよ、ともカウンセリングで言われた。今日一日小さなことでも嬉しかったいう感情をじんわりと味わうこともいま練習中だ。今日は乳母車に赤ちゃんを乗せた若いお母さんに声をかけて、桜をバックに赤ちゃんと一緒に写真を撮ってあげられたのが嬉しかった。


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