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やっとメンタルクリニックへの転院の日が来て

みきが20日に旅立ってから、気を紛らわすために簡単な料理をしたりパウンドケーキを焼いたり何人かの友達にメールをしたり電話をしたりしてたが、ずっと気になっていた転院の日がようやく来て、今日タクシーで開業したばかりのメンタルクリニックに行ってきた。そこは9月までお世話になっていた女性の主治医の旦那さんが院長をやっているクリニックで、前の病院で外来の診察の時にすれ違っていた時は嫌な印象を受けなかったけど、下見をしたり事前に看護婦さんにいろいろ聞いていたので院長先生のことはきっといい先生に違いないという直感が働いていた。

今日、院長先生の診察を初めて受けてみて、短い質問をいくつかされて、それに私が病気になったいきさつ、母が重度のうつ病を何度もしていたこと、父も躁病になったこと、その背景にT大学を出てM物産に入った父がエリート思考だったこと、前の夫もやはり同じようにエリート思考だったのに私がついていけなくなってしまい離婚をして、英語を使った事務の仕事をいろいろしていくうちに、もともとクリエイティブなことが好きだったためにメンタルをやられて、私も躁うつ病になってしまったことなど、かなり長々と説明をしたのだが、先生はじっと聞いてくれたのが嬉しかった。そして、私が電話カウンセリングをうけながら、元のように普通に料理をしたり夫と外食したり高尾山を登りに行ったり、友達とランチをしたりしたいので、薬を少しずつ減薬していきたいと話したら、それがいいですね、と一緒に頑張っていける先生だなという気持ちになったので、思い切って転院して良かったと思った。

30分くらいの診察が終わり、この日は薬は変えずに処方してもらった。待合室に戻ったら患者さんが8人くらいいて、開業したばかりのクリニックなのにこれだけ人が集まるというのはやはりいい先生なんだろうなと思い、安心したのだった。

薬局も丁寧な対応をしてもらい、薬の用意に時間がかかると言われたので、頓服を飲んでいたので、翌々日に宅配便で薬を届けてもらうことにした。ここも下見しておいたのだが、予想以上に丁寧な対応に少し感動して、これで今年は新しいクリニックで引き続き電話カウンセリングを受けながら病を治していきたいと強く思った。


#双極障害II    #帰国子女  #子供なし   #シニア犬


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