泳ぐ

　書くことを怠って、本を読んだり動画を見てばかりいた毎日。
たまには言葉を綴ってみようと思ったのは風待ちさんのnoteのおかげでした。

「私が求めているのは読者ではなく、同志だから」とのつぶやきは、同士とまではなれなくても（彼女のファンとして同士だなんて畏れ多い！）ここにいる、緩い感情が行き交う住人としての現在地を示そうと、重い腰を上げるのに充分すぎる言葉でした。
だから、ちょっとづつ思いを吐き出していこうと思いました。

　最近ベランダの鉢植えを観て気づいた事は、植物は太陽だけ浴びていても枯れてしまう、雨ばかりでは根腐れしてしまうという当たり前のこと。人も褒めて伸ばすだけ、叱って追い立てるだけではもちろんいけなくて、人の一生もそうなんだろうと。

　よく、YouTubeやブログで素敵な毎日だけ綴っている方を見ると、その裏では大変な出来事があっているんだと想像してしまいます。古くは貴乃花ファミリー、髙島ファミリーなど、芸能界で仲良し家族としてフォーカスされていた一家は決して明るい面ばかりではなかったようです。サザエさんみたいに暖かく、秘密がない家族は幻想だからこそ、愛されているのでしょう。

　
　さて、今から病院の夜勤勤務に行きます。病院にかかげられた目標と現実の隔りの川の中、今夜も上手に泳いでまいりましょう。