見出し画像

#2 この家は、なんぼで売れますか?

昨年の12月から、「この家をどうするか問題」に取り組んでいる。

義両親が残してくれたこの家は、築50年。
何度か増築やリフォームをしているし、両親も丁寧に使っていたので
50年の風雪に耐えた割には、綺麗なのではないかと思う。

陽当たりもよく、1つ1つの部屋が8畳以上で広めなので
ゆったり暮らせて、悪くないと私は思っている。

でも、風呂場は少し広すぎて、冬場は寒い。

ヒートショックで死ぬ確率は、某感染症で亡くなるリスクより
よっぽど高いんじゃないかと思う。

屋根の吹き替えや外壁塗装の塗り替えは、そろそろやるべき時が来ていると思われる。

この先、ますます売れにくくなるだろう

そこで。
この土地と建物に資産価値が少しでも残っているうちに
私たち夫婦は、自分たちの行きたい場所で
暮らしたい暮らし方をしたほうがいいのではないか
と、考え始めた。

いや、これまでも、ずっと考えてきたのだ。
ただ、具体的にいつ、どこへ、
そこで、どんな暮らしをするのか、決めていなかった。

「この家をどうするか問題」のとっかかりとして、
まずは、不動産業者にこの家の査定をしてもらうことにした。

選んだのは、大手2社と地元の業者1社だ。

固定資産評価額や路線価は、ゆるぎない1つの目安になる。

が、不動産が流通する市場価格としては、どうなのか?
知りたかった。

結果として、
多少の開きはあるものの、3社ともそう大きな隔たりがある数字ではなかった。

中古住宅は、この世に唯一無二の存在だ。
売り手と買い手
出会う時にはすぐ出会えるし、出会えない時にはなかなか出会えず
時間がかかるものなのだろう。

人口減少が加速する今、
昭和の時代に作られた住宅地は、これからますます売れにくくなるだろう。

私たちは、そう考えている。

次に考えるのは、ここで暮らし続けたら、どうなるか?
建替え?
リフォーム?

業者見積をとってみることにした。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?