コーチングと出会ってガチガチの社畜サラリーマンマインドから抜け出した話
何の疑いもないサラリーマン生活
私は3年くらい前まで、自分が一生会社員として働き続けることに何の疑いも持っていませんでした。
父は新卒から定年再雇用まで同じ会社を勤め上げ、母親は専業主婦。兄もサラリーマン。夫もサラリーマン。
友人の一部には勤め人を経て独立し、飲食店や農業など自分で事業を持っている人もいましたが、自分とは縁のない世界だと思い「へー、すごいなあ!」くらいにしか思っていませんでした。
起業・独立なんてリスクありすぎ、とんでもない。特別な能力や才能がある人がするもの。
私はサラリーマンの方が向いている。
これを読んでいる人にもきっと同じように考えている人がいると思います。
でも、私は価値観が180度変わりました。
今では一生サラリーマンでいることのほうがよほどリスクが大きいと思うようになりました。
自分を変えたければまず環境を変えることから
きっかけは2021年7月に入塾した、経済評論家の勝間和代さんが主催するオンラインサロン「勝間塾」。
勝間さんのメルマガはそれ以前から登録していたのですが、メルマガでいつも紹介されている「塾生コラム」を読み、そこにいる人達に興味を持ちました。
勝間塾には、会社員、個人事業主、経営者など様々な方がいますが、多種多様な働き方・生き方を主体的に選び、人生を楽しんでいる人がたくさんいることを知り、自分の生きてきた世界の狭さに衝撃を受けました。
会社員を脱出して個人で仕事をしていくことが当たり前の世界に身を置いたことで、ずっと会社員として働き続けることに違和感を抱き始めたのです。
勝間さんがよく「マインドブロック」という表現を使いますが、まさにマインドブロックが少しずつ外れていく感覚でした。
勝間和代さん自身も今のフリーダムな姿からは想像がつきませんが、30代くらいまではコンサルティング会社などで猛烈に長時間働く会社員だったようです。
そこからどのようなステップで今日に至るかといった試行錯誤の話を毎日のサポートメールや月例会などでシェアしてくれるので、塾生も前を向いて一歩ずつ着実に進め、成果を出せるのだと思います。
コーチングとの出会い
勝間塾では塾生が自由に「イベント」を立てることができ、毎日のように多種多様なイベントのお知らせが出ています。
その中でよく見かける「コーチングセッションクライアント募集」。
当時の私は「コーチング」という言葉は聞いたことがあるくらいで正直よくわかっていませんでしたが、せっかく月額を払って入会してるし、イベント自体は無料なので活用しないと損だな、くらいに思いながら(笑)参加しました。
コーチングを受けて心の奥に潜めていた気持ちが噴出した
当時、勤めていた会社では人間関係やキャリアアップなどで悩み、停滞感を感じていました。
が、10年くらい働いていて帰属意識もそれなりにあり、給与も決して悪くなく、通勤もしやすく、時短でしかも自分の都合に合わせた時間で働けて、子供が小学校3年生まで時短が使えるという恵まれた制度。(当時、子供は年中)
この環境を手放すのはもったいないんじゃない?
35歳を過ぎての転職なんてそう簡単にできないでしょ
そもそも保育園児を抱えて平日はワンオペに近い状態でどうやって転職活動するの?
再来年に子供が小学校に上がるけど小1の壁ってよく聞くし、今環境を変えることの方がリスクが大きそう
そんなモヤモヤを抱えていた中で受けたコーチング。
コーチングでは「答えはクライアントの中にある」が原則ですが、私が出した答えは
このまま40歳を迎えたくない!
でした。(当時36歳)
セッション直後には人材紹介会社に登録していました。
自分の中で勝手に転職のハードルを上げていたことに気がつきました。
転職活動をしてみてダメだったら今の会社に居続ければいいし、他を見た上で居続けると決めたならその方がずっと納得感が増すと思いました。
結果、セッションを受けた2ヶ月後くらいには当時の勤務先に退職を申し出、4ヶ月後には新しい会社で働き始めました。
コロナ禍により面接が全てオンラインで完結したのも私にとってはポジティブでした。
転職したことは一切後悔していませんし、リモートワークやフレックス勤務ができるようになるなど、前の会社では叶わなかった働き方になり生活スタイルも一変しました。
セッションをしてくれたコーチも子育て中の会社員でありながら転職をしたり、自分でビジネスをしていくために様々なチャレンジをしている方だったので、その方に背中を押していただいたのがとても大きかったです。
コーチングってすごい!
会社員で働きながらでも、何かを学んでその価値を人に提供することができるなんて、完全に目から鱗でした。
勝間塾で目覚めた学習欲
私のストレングスファインダーの8位に「学習欲」があります。
ちょうどその頃、勝間塾での刺激もあり、子育てと仕事の両立も少し落ち着きをみせてきたところだったので、
なんか学びたい
という学習欲がムクムクと芽を出してきました。
ちょうどコーチングを受けたばかりだったこともあり、話を聞くことに苦手意識もなく仕事で1on1もよく行っていた私は話を聴くスキルを高めようと思い、塾生が代表を務めるコーチングプレイスでコーチングを学び始めました。
コーチという生き方を知る
コーチングプレイスの代表をはじめ、講師の方やその他たくさんのコーチの中にも、元々サラリーマンだったけど今はコーチとして独立しているという方がたくさんいることに、またまた私は衝撃を受けたのです。
そんな生き方あんの!?
私もそっちの世界に行きたいんですけど!!
もしその世界のことを知らなかったら、望むことすらしなかったかもしれません。
でも知ってしまった今、もうそっちに行きたくて仕方がありません。
そんなに甘い世界でないことはわかっています。
同じように目指しているけど、実際はうまくいってない人の方が多いのかもしれません。
それでも、現状に留まり続けて後悔する人生は送りたくないなと思いました。
ありきたりですが、やらなかった後悔よりやった後悔を。
起業を目指し始めたら社畜マインドが変わり始めた
私はかなりの社畜マインドでした。
サービス残業は当たり前、有給は申し訳なく取るもので、業務の都合が優先。
今でも完全に脱出できたわけではなく、苦しむ時もありますが、
自分を犠牲にしてまで会社のために働くのは違う、とはっきり思えるようになってから、自分のタイミングで休みを取ったりできないことはできないと言えるようになりました。
もっとも、そういうことができる会社に環境を変えたことも大きい。
やっぱり人生を変えるには環境を変えるのが第一です。
今の環境の良いところを見て、自分がいかに恵まれているか、欲張らないで「足るを知る」精神も大切だと思います。
でも、もし「このままでいいんだろうか」と疑問に思う時があるなら、それは潜在意識からのSOSかもしれません。
もし、3年前の私のような状態の方がいたら、私のセッションでマインドブロックを外すお手伝いをします。
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