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春の暮らしの計画メモ

3月最後の一日。
今日は春に向けて、これからの暮らしの方向性を確認したいと思います。

「シンプルで贅沢な暮らし」という相反するような言葉を並べた暮らしの目標。その定義については最初の記事にしましたが、具体的にどんなことを実行して暮らしていくのか?というあたりをまとめます。


スッキリレベルを上げる

我が家の現状としては、まだまだ整理・整頓が行き届いていないので、引き続き今の暮らしに必要ないモノを手放していこう。
お片づけというのは、やればやるほど思考の整理ができて、必要・不必要の判断力、感度が上って、行動力までもが上がります。
最初は気づかないほど緩やかな変化でしたが、「おや?なんか判断するの早くなってない?」と感じる頃には自分の中にあった「こんな生活がしたいんだ」っていう想いがはっきりと輪郭を表してきて、それに向かって進もうという前向きな行動力がついてきました。お片づけをすればするほどこの好循環スパイラルは続くんではないか。そう分かってからはやり切ったその先には間違いなく心地いい暮らしが待っていると信じられるんですよね。

ケの日を充実させる

ハレとケ。我が家はわりと気にして生活してきたように思います。それはきっとわたしが母から受け継いで、子どもたちに伝えていきたい価値観だから。
ですがね、なんでもアリなこの時代、ついつい祭り事でもない日常まで美味しいものと素敵な体験に溢れすぎていたのではないかと、反省しています。
なんでもないことを愛でる、楽しめるということに今まで以上に価値を感じるようになりました。しかしそれは「丁寧な暮らし」に含まれるような、ひとつひとつに目配りし、それを味わう心地よさ、みたいな素敵さとも違う。もっともっと小さい喜び。例えば、「ガラスの花瓶に花を飾ったら、太陽の光を反射して落ちた影が美しくてときめいた」だったり「食卓テーブルをきれいに拭きあげた後の清々しさ」だったり。見過ごしてもなんのこともない小さな心の動き。こうした心の動きに自分自身が敏感になることを、大切にしたいのです。それがケの日、普段の日を充実させることにつながると思っています。

ハレの日にがんばりすぎない

日本の年中行事の基本は一節会五節句ですが、それに加えてクリスマスやハロウィン、バレンタインデーもあるし、もちろん家族みんなの誕生日に結婚記念日と、毎月なんらかのお祝いがある暮らし。ああ大変。
これまで頑張りすぎていて、これからの暮らしの「贅沢」基準と比較すると、かなり、いやハッキリと逸脱した贅沢だったと反省せずにはいられない。何でもかんでも最善を尽くそうとして張り切って、そしてちょっと疲弊していたのかも。ハレだからって頑張らなくても愛は伝わるってことを、最近の手抜きから感じます(笑)これからはがんばりどころをはずさないようにして、気楽に楽しもう!


ざっくりとした頭の中にある考えを言語化すると言うのは案外むずかしい。
じつはよく考えているわけでもないという事実が浮き彫りになるばかりではないか。具体的な行動指針を、と思いながら漠然とした感じが否めないけれど、それはこれからの暮らしで実践して、検証して、また実践していくことでかたちになっていくでしょう。自分に乞うご期待!ということにしておきます。

さあ、春がはじまる。


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