読書記録 [グリニッチ・ヴィレッジにフォークが響いていた頃 デイブ・ヴァン・ロンク回顧録]
1936年にブルックリンに生まれた少年がトラッド・ジャズに目覚め、やがてブルースやフォークソングに熱中し、若者たちの社会運動や貧乏暮らしの中から、徐々にグリニッジ・ヴィレッジに形成されてゆくフォークミュージック・シーンの中心人物になっていく。
当時「再発見」されつつあったミシシッピ・ジョン・ハートやRev. ゲイリー・デイヴィスなどの伝説的なミュージシャン、あるいはピート・シーガーやデビュー前のジョニ・ミッチェルなどとの交流もありつつ、今度は逆に筆者に憧れる若者だったボブ・