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学校教育の違和感。

今日は雲一つない晴天。遠足日和だ。
そこまで大きいとは言えない芝生の公園に
近所の小学校低学年の児童たち5-60名が先生たちとやってきた。


「陽が眩しいから太陽を背にしてみんなこっち向いてお弁当食べましょう」
体操隊形に整列して同じ方向を向き会話もなくお弁当を食べている。
(どっち向いて食べてもええじゃないか。恵方巻き食べてるんじゃないんだから。教室内で食べてるわけでもないし食べる場所くらい彼らに決めさせてあげなよ...)

ソーシャルディスタンスを保ちながらとはいえ
軍隊教育かこれはと思ってしまう。

ビニールシートを忘れた児童は先生に叱責され、
切り開いたゴミ袋をビニールシート代わりに渡される。
(地べたに座ればええじゃないか。芝生に座る方が遥かに気持ちいいぞ...)

今の時代、周りと違うことが許されない環境とか苦痛すぎる。
みんなのできることやできないことも受け入れて
つながっていく考えが浸透しない限り
いじめなんて絶対なくならない。

ましてやここは地方だ。
今まさに地方こそ尖った人材が必要で、
それを育てる環境が都会に比べて豊かだ。

多様性を活かした教育こそ地方の成すべき教育と思うのだが...
少なくともこの公園での光景は
地域の将来にプラスになる教育とは思えない。

小さな組織の規則でがんじがらめにしたって人は動かない。
人を動かすのは感動だ。
夢に向かってアグレッシブになれる人を育てるために
小さな感動を与え続けられる教育を心からお願いしたい。

食べる方向にしてもビニールシートにしても、
学校や先生に考えがあってのことなのかもしれない。

ただそこに愛はあるのか。
こどもたちにとってこの教育の先にどんな未来が待っているのか。
イメージしましょう。

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