見出し画像

ドナルドに恋して

訴訟リスクを考慮すると企業名を言う訳にはいかないが、某ドナルドチェーンのチーズバーガー(200)とハンバーガー(170)の価格差は30円なのに、チキチー(マックチキンチーズ・240)とマックチキン(180)の差は60円である。両比較とも『チーズの有無』以外に大きな差は見当たらないにもかかわらず、チキチーには『チーズ代』以外に『30円の何か』が加算されている。
それは一体何なのか。

2時間座禅をくんでみた。

結論としては『チキチーという愛称』の価格が30円という事なのではないだろうか。つまり今後、チーズバーガーが『バガチー』や『チーバガ』に改名された時、その価格は+30円されて230円になるのではないかという事だ。

我ながらしっくり来る。

余談だが、過去に遡ると『マックチキン』が『チキンクリスプ(当時100)』だった古代魔法文明の時代、当時のチキチー(200)との価格差はなんと100円でかつダブルスコアだったと記されている古文書が発見されているらしく、それが事実だとすれば当時のチーズの価値は現在とは桁違いのものであったと言えるだろう。
ほかには『エッグ』の価格について、時代とともに複雑なバラつきが絡み合い、その結果として『令和』が形成されるに至ったというような研究も盛んのようだ。
そして現在の日本で確認されている最も有名な『チーズバーガー2個の値段(400)よりダブルチーズバーガー単品(430)の方が何故か高額であるという【ドナルド・コード】』は誰もが一度は感じた事のある『違和感あるある』であり、ドナルド学の研究者の間では『ダブチーパラドックス』として有名である。
さらにもっと踏み込めば、そもそも彼の名は『ドナルド』ではなく『ロナルド』であるという『世界の常識が根本からひっくりかえるほどの陰謀論』まで存在する。

おっと余談とは言えつい喋り過ぎてしまった。
命は大切にしなければ。

結局のところ、私が声高に叫びたいのは『ビッグマックが400円になるクーポンを常駐させてクレモンティーヌ』という主張だ。
なので今回の『歩兵バーガーたちのチーズの話』は忘れてクレオールアンドザココナッツと言っても差し支えない。
あ、『ビッグマックソースを使用したダウンサイジングバーガー【スモールマック】または【ノットビッグマック】みたいのが230円くらいで発売』などという夢プロジェクトがもし進行しているのであれば、それこそ実現してクレイジーゴナクレイジーなのだが、それはまた別の話。

それではまたいつか。
ドナルドの目の奥の鈍い光が未来永劫煽情的であらんことを。
ジーク・ドナルド。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?