ブループリントと一致すること。
僕は約一年前から、悟りのことを発信しはじめて、最近ではサットサン(瞑想会)やセッションをしていますが、まったく予想していなかったことです。
上記の記事でブループリントについて書いたら、それについて質問を受けたので、答えようと思います。
そもそも、僕は誰かに教えることになるなんて思ってもみませんでした。
僕は30歳になってから発信しはじめたのですが、それまで、たくさんの欲望がありました。
でも、それらを追いかけても、幸せにはなれませんでした。ひどい病気で寝たきりにもなりました。
やがて、追い詰められた僕は、もうどうでもいい、という心境になりました。つまり、明け渡したんです。
すると、ハートの奥深くに「発信したい、noteに文章を書きたい」という衝動が湧きました。
それに従って、書いていたら、やがて、セッションをしてください、と言われるようになったのです。
それから、次に何をしようかな?と思っていると、「瞑想会をやったらどうでしょうか?」という意見をもらうようになって、それをやっています。
結局、ブループリントと言うのは、探しても見つかるものではないんです。
捨て去って、明け渡した時、浮かび上がってくるものです。
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思考(自我)は過去に体験した快楽や印象を繰り返そうとします。
それはカルマです。
同じパターンを何世もかけて繰り返します。外側の情報をもとに「〇〇をすれば儲かるだろう、賞賛を得られるだろう」というゲームの中毒になっているのです。
ですから、思考(自我)から離れないといけないのです。
そして、思考ではない場所──ハートの奥深くから来る衝動を実行していれば、「次はこれをすれば良いんだな」ということが分かるようになります。
思考(自我)は何が起こるか知らないんです。
でも、「知らないこと」に向かって歩いて行くと、「次はこれをやってごらん」という導きが来るのです。
ブループリントと言うのは、頭の中にはありません。
思考では捉えられないものです。自我が小さくなる度合に応じて、ブループリントと一致し始めます。
そして、それは必ずしもお金(仕事)になるとは限らないのです。
僕のブループリントは悟りのことを伝えることでもあるのですが、最も大事なことはヨガをやることです。
ヨガと言うのは、上記の記事でも書きましたが、体操やポーズを取ることだけではないんです。
魂が宇宙と一つになるように瞑想的に生きることです。
それは他人からの評価とは関係がないのです。どれだけお金を稼いでいるか、ということとも関係していません。
ヨガの目的は現象世界の幸福(五感の快楽)を越えた真の幸福を見出すことです。
ですから、ブループリントはこの現象の世界でどんな仕事に就くか?ということとは関係していないこともあります。
魂が究極的に成就すべきことは「家」に帰るということなのです。つまり、悟ることです。
「家」に帰る、ということを僕は発信しつづけています。
「家」に帰る、ということは、インドの聖者が言ったように「ハートに心が沈みこむ」ことです。
ハート・センターは心=自我意識が生まれ出る源泉です。
ですので、そこに心が沈みこむことが「家」に帰るということです。
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探そう、探そう、とするのではないんです。
それは思考(自我)を強くします。
ハートに心が沈みこむようになると、静かでいながら、自然に自分がやるべきことが分かって来きて、調和したかたちで、最適なことが起こるようになります。
自我が小さくなると、全体=神が物事を起こすようになるのです。
苦しいことがあった時、自我はとても小さくなります。
しゅんとした子供が、母親の胸に抱きしめられるように、ハートに沈んでゆきます。
苦しいことがなければ、自我はどんどん肥大化して、欲望を叶えるためにあれこれと思いを巡らせます。
ですが、本当の幸福というのは、欲望を叶えることではないんです。欲望自体がなくなることなんです。
ハートに心が深く深く入り込んでゆくことで、神聖なつながりを思い出します。
それがブループリントと一致する、ということです。
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明日23日(土)の13時からサットサンを開催します。zoomにて無料。入退室自由。カメラとマイクはオフで構いません。
参加を希望される方はこちら↓まで。
naokifloweroftheheart@gmail.com